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今日は、それぞれが結構共通点が多いと思われる扮装を3つ抜き出してみました。
(1)おつかいありさん
弘兄が虫の扮装をしているもので真っ先に思いつくのはテントウ虫とこれ。ご存知現兄姉の超短編クリップ。
ちなみに同じ「蟻」の格好では非常に出番が短いですが先代さんの「アップルパイがひとつ」があります。また蟻扮装で面白いのはこれまた先代さんの「ありさんいいな」という曲があるのですが、ありっ?(って洒落てる場合じゃないですが)どうもこれには弘兄は出て無くて他の3人だけみたいですね。
このクリップは現兄姉4人の黒ずくめ、白い大きな目玉、黒い触角、黒くてフックラの紡錘形の尻尾のようなお腹、これがとても面白い。そして歌の主旨に合った買い物篭持参が、小物として嬉しいところ(笑)。
これは全員のチョンチョンの蟻のチョコマカ動作が楽しいですが、なんといってもキラリと光る見せどころはキヨコお姉さん共々お歯黒を見せてのニカッと笑うところでしょう。こう白目をちょっと上にして悪戯っぽい表情がこのクリップをキリリと引き締めています。
(2)ばいきんくん(最新ヒットパレード16 ●虹のむこうに●みつあみゆみちゃん)
けんたろう兄あゆみ姉が普通の姿で歌う中、弘兄とちか姉が、わーっ、なんとも楽しいバイ菌姿!
全身黒ずくめ、尖がり触覚、尖がり尻尾、手に黒い槍で二人が登場。そしてなんといってもこれまたお歯黒が楽しい。弘兄は顔の左側に黒い大きなブツブツ模様、右側の目に黒い星の縁取り。手にお菓子を持って敏速に動き回ってバイ菌君をちかちゃん共々見事に体現。元気一杯に敏速に歌詞に合わせて縦横無尽に画面の中をやんちゃに駆け回ります。そしてこの中で、画面の左側の壁を蹴ってバック転まで見せてくれるのがサービス満点!
二番では前が弘兄、後ろがちか姉、黒いスコップに持ち替えこれを左右に横に並べ、電車のポースでエッサッサと前進。な・な・な〜んと二人とも歌詞に合わせて可愛い水筒までぶら下げています(大笑)。
そして全体を通してこのクリップで大きな注目点を挙げると、それはニヤリとした兄のバイ菌笑顔ですね。いやこんなにイヤラシゲな表情が見れる秀逸なクリップは他には無いかもしれません。
これは弘兄の出演時間もたっぷりで楽しい運動、動作テンコ盛りのオンパレードで、こんな魅力が凝縮したクリップは非常に貴重。もう絶対お勧めの一品ですよ。
この歌も子供さん達に清潔にしようねっという躾ソングの一つでしょうが、こんなバイキン君を見たら効果てきめんでしょうね(笑)。「百の小言よりもたった一つの映像」と諺でも言いますから(←すみません、今、勝手に作りました)。
(3)虫歯建設株式会社
昔からある有名ソング。アニメバージョンはこれは先代さんでも現兄姉でもよく流れますね。
現兄姉での扮装物は2001年度の地方ファミコンでわりとよく上演されましたね。黒ずくめの弘兄、キヨコ姉がお歯黒で登場し、舞台上(だけでなくて客席まで降りて)暴れまわる楽しい曲。私は2001年2月の大分ファミコンでこの歌を生で2回見れたのが嬉しい体験でした。
さて、そして絶対に特筆すべきなのが先代さんのこの曲のクリップ。これが今買える市販ビデオに収録されていないのが・・・・ああ、なんという悲しさよ。ドテッ。←崩れ落ちる音
実はこの曲は、弘兄が「あつまれ!わんパーク」の石川ひとみお姉さん時代にゲスト出演した貴重な回で、放送内でリクエストしているのです。「ぼくも出てるんだけれど、4人とも歌のお兄さんお姉さんもみんな出てるのね。そのまた顔がっ・・・プッ(口を手で隠してニッコリ笑いプッと吹いて)・・・これ以上は言えません。」で曲が次に流れます。
この曲は弘兄のお気に入りなのかもしれないですね。台本通りの会話なのかもしれませんが、この曲の各兄姉の虫歯菌扮装の楽しさ、完成度の高さを考えると弘兄自身がリクエストしても何ら不思議では無いと思わせられます。
まず歯のハードルのようなところを弘兄が斜めになりながらもスッと飛びこむところが素晴らしい運動神経。そして最大の見せ所は、チョビ口髭、チョビ顎髭でのオスマシの小悪党のようなストップした表情! 後世に残る名表情。最後に逆さまになって後ろ向き、おしりをこちらに向けて足を高くあげて、と仕上げもバッチリ。
間違い無く弘兄の代表作の一つでしょう。
以上はいずれも、黒いおふざけ扮装という共通点がありますが、いや、たまたま非常に面白い作品がなんと多いことか。黒ずくめ衣装は引き締まって見えるため、弘兄のスリムさが更に引き立って見えます。
そして、また違ったアングルから見ると「黒」と「白」のコントラストが鮮やか。白目をちょっとむく、スッとすました表情をする、黒白のお歯黒でニカッと笑う、こういったところがとても黒をベースにした扮装に効果的にマッチして更に楽しさを醸し出すのかもしれないですね。
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