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兄出演の被り物ソングを見ていった時に、割と良く出るキャラクターがありますね。例えば人間型なのに人間では無いキャラを取り上げると、その中の代表作が「鬼」かもしれません。
以下は私が覚えている限りの鬼出演ソングですが、どうも忘れているものがあるような気もします(汗)。あと見たことがないクリップもあるかもしれないのでこれもご容赦をお願いします(汗)。
(1)どんどんゴロゴロ
現兄姉の名クリップ。これは坂田おさむお兄さんの有名ソングでもありますね。
これはコラムでも前に取り上げた物ですが、いやこれはなかなか登場キャラが濃くて非常に楽しい作品です(笑)。まずあき兄が非常に慌てた弾けまくった演技だし、赤鬼で登場のりょうこ姉がなんというこれまた強烈で鮮やかなメイクなのでしょうか(笑)。2001年の夏特番の時には弘兄からあれは恐かったとネタにされてましたし(笑)。
弘兄はこの中で青鬼役で登場。まず、最初からこれだけ全身をカメラに映される映像というのも稀と言えば稀ですね。そしてユーモラスにムニャムニャと鼻チョウチン姿で寝ています。そしてずっと揺り動かされても最後まで眠たげな様子で最後も棍棒を掴んでまだ寝ています(笑)。このクリップは鬼という本来恐いキャラ、そしてこの鬼のホンワカユッタリ感、この両者のギャップが非常にコントラストが鮮やか。
あと、このキャラはまるで童話「泣いた赤鬼」に出てくるオットリとした鬼のようです。
(2)赤鬼と青鬼のタンゴ
4人で登場するこれまた現兄姉の楽しいクリップ。ここでは弘兄が赤鬼、キヨコ姉が青鬼で登場。
この中の赤鬼では威風堂々と口をちょっと「ウ」にして偉そうな雰囲気。この髭の剃り跡も青々しいような鬼は兄の鬼クリップの中でも一番貫禄がありそうですね。膨らんだお腹をちょっと出しながらの楽しげなダンスが光ります。
またこの歌は先代さんの1997年春ファミコンのミニミニミュージカル内でも現れます。凛々しい桃太郎役ののあゆみ姉が着いた鬼ノ島には、なんと面白い鬼が4人。内訳は古今亭志ん輔さん(黄色鬼)、けんたろう兄(銀色鬼)、ちか姉(青鬼)、弘兄(赤鬼)。今改めて見てみたら、4人が登場時に「あ〜は〜♪」と悩ましげに歌ってます。いや、笑ってしまいました(笑)。
さて青鬼ちか姉と赤鬼弘兄がなんとくっついた人形をそれぞれ抱えて、志ん輔さん、けんたろう兄の歌に合わせてダンス。これは非常に珍しくも楽しい演技(笑)。過去に色んな人がコントでやったことがある名シーンですね。
で、この曲とはずれますが面白いのでストーリーの続きにもちょっと触れます。「ムギューだいすき」の歌の後、4人は退治されてしまうのですが、この時、弘兄一人だけがとりわけお尻をピョコピョコ上に上げて退治されていますね(笑)。いやとても演技が目立っていてアッパレ(笑)。
そしてその後、鬼たちが謝る歌が、
わーーーーっ! ・・・・・あっ、いきなり大声をあげて失礼しました(汗)。
「ごめんなサイです」はこの時にも弘兄、歌ってたんですね。今改めて気づきました。2001年のわんパークの時に歌ったのを聞いた時には、初トライなのかと思ってしまっていましたが。
(3)おにのパンツ
この曲がたっぷりと楽しめるビデオと言えばもうこれっ! はい、「みんなで手あそびトントンパッ2」。
ここではグレイのTシャツ白のロングパンツでの普通の姿での非常に若々しく爽やかな兄の姿が見れます。そして楽しく先代さん4人で歌い踊ります。そして更に嬉しいのが、ビデオの終わりの方で兄が真中中央になってまたまたタップリとこの4人の歌とダンスが見れるのです。いや最後のは体操ですね。この曲ってこれで体操ができるってところがとても貴重です。
また、この曲は現兄姉でも何回か放送された記憶がありますね。確か以前の特番か何かで流れなかったでしょうか。この曲は弘兄とキヨコ姉が鬼の扮装で現れ、必ずデカパンを引っ張られるのが見せ場(笑)。
また、この歌は地方ファミコンでも何箇所かで歌われているみたいですね。例えば私は2001年9月15日の甲府ファミコンでこれを見ました。
そしてもうひとつ絶対に忘れられないのが2001年2月17日の大分ファミコン。間違いなくこのファミコン内ではこの曲は目玉の被り物ソングの一つでした。ステージ上でのとても楽しげなパンツを引っ張られる姿は今も記憶に強く焼きついています。大分県の別府は「地獄」と名のつく観光地があるのですが、それにちなんで「鬼」ソングをプログラムに組みこんできたのかなぁと当時はウッスラと感じたものでした。
考えて見ると、「鬼」は日本の民話でも多めに登場する架空のキャラ。だから子供番組おかいつの色んな曲に登場しやすいのかもしれませんね。
ただ弘兄がこの役をやる率も高い気がするんです。
それは、「おに(鬼)ーさん」だから、というくだらない理由では勿論ありまっせんよーーー!(絶叫)
威風堂々とした体格の良い鬼には、やはり体操兄を割り当てるのが必然と思うのです。
ただ、兄のこの鬼キャラがどれをとっても際立って面白いのはなぜでしょうか?
思えば鬼とは子供達にとってはとても恐い恐い存在。そのままの鬼を演じてしまったら子供達が泣いてしまうかも。だから、とてもお調子物だったり、寝ぼすけだったり、楽しげだったり、弱弱しく退治されたりするのかもしれませんね。
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