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【3937】TARO URASHIMA 感想
仲良しぺんぎん  ぎょうざ  - 16/8/19(金) 7:52 -

引用なし
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    8月15日(月) にミュージカルの千秋楽を見てきました。舞台なのでネタバレ防止で、と言ってて前回 saigoノbansan ではちょっと具体的なことを書いてしまったので(汗)、今回は厚化粧のコーティング加工をパフパフと施して、もっと抽象的に感想を書こうと思います。


●公演情報

 タイトル: MUSICAL TARO URASHIMA
 公式サイト: http://www.meijiza.co.jp/pastinfo/2016_08_urashima/
 公演日: 2016年8月11日(祝・木)〜15(月)
 劇場: 明治座  http://www.meijiza.co.jp
 出演: 木村了、上原多香子、斉藤暁、崎本大海 他(敬称略)
 演出: 板垣恭一   脚本:池田鉄洋


●到着まで

 東急東横線で新宿3丁目の駅で乗り換え。これは前回 saigoノbansan を見に西新宿に行ったときもそうでした。この駅、中継地点として便利な位置にあるのかも。そして都営新宿線の浜町の駅まで。一駅乗り換えで一時間くらいで横浜市から中央区まで行けたから、最近は鉄道が更に便利になったもんだと再認識しました。方向音痴なんで迷うかなと思ったら公演場所は駅から出てすぐで、拍子抜けしそうなくらいでした。


●明治座は

 今回行くのは初めて。いや、そもそもそんなに舞台には行った経験は無い方なんですが。
 この名前は何となく聞いたことがあるし、名前からして伝統がありそうだと思うくらいの知識しかありませんでしたが、着いて中に入って驚いた。今まで行ったことがある中で一番立派でしたね。これは、知る人ぞ知る、古式ゆかしき名舞台なんでしょう。

 何とビルの1階の入り口から入り5階まである。
 以前、日比谷公会堂や名古屋の名鉄ホールにに初めて入ったとき、中にお弁当の売店があるのに驚き、さすが伝統ある舞台だと感心しましたが、今回はそれ以上。2階から4階までズラリと多数の売店があり、3階から5階まででそれぞれ客席に入れるようになっている。

 ある売店からは売り子さんが 『「マツコの知らない世界」で紹介されたイブリガッコです。』と大声で連呼されてらっしゃって、ああ、やはりあの番組の影響力は大きいんだなと改めて感じました。
 中にある喫茶店では入り口に、今回の出演者である滝口幸広さんと三上真史さんのギャルソン風な等身大写真パネルが飾ってありました。
 高級そうな予約制の和食レストランもあり、土産物も売っている。私はそこも入ったことは無いですが、話によく聞く、歌舞伎座みたいな豪華さなのかもしれません。

 中に歴代の歌舞伎役者さんの貴重な白黒写真も飾られており、ちょっとこう恰幅がよくてニコヤカだった尾上松緑さん(2代目)のお写真の前で足を止め、懐かしくて少し眺めていました。私はもちろんリアルでは見てないんですが、NHKの初の大河ドラマ「花の生涯」で主演されていたそうです。私は随分前にTVでそのお姿を拝見した記憶がウッスラとあります。


●開演まで

 全部初めて尽くしで楽しみたかったので、今回の場所も、上演時間も、粗筋も、配信されていた練習風景とかの動画も、事前知識はできるだけ持たずに臨みましたが、中に入って初めて知ったその構成に驚きました。今まで、あいだの幕間(インターミッション)をはさんで2部構成という公演は数多くあり、また途中休憩を置かずにぶっつづけというのもありました。が、今回のは3部構成。第一部、第二部とあり、25分ずつの休憩のあと、第三部 の「浦島太郎トリビュートコンサート〜鯛や平目の舞踊りSHOW〜」というのがあるそうです。

 5階にのぼり、そこから自分の3F席に行くと、3Fがコの字型になって舞台を囲んでいます。そして、これは珍しい。座席に薄い エアーウィーヴクッション (→公式サイト http://goo.gl/ZmtN4W )という物が置かれてあり、これは初体験。長時間の観劇を楽に過ごせますようにという劇場側のご配慮に感じ入りました。

 開演までに流れている音楽が、浦島太郎のお話だから、そのままその名の童謡が流れ、またこれは、おかいつでも頻繁に歌われる ♪うみ も流れてくれていてありがたく思いました。


●まとめた感想を言うと

 いやあ、面白かったですね。とても充実しており、見応え十分。各キャストが光って、百花繚乱 とまさしく呼びたいです。
 アイドル、狂言師、ミュージカル、宝塚、俳優と様々なジャンルのキャリアをお持ちの方々が集結され、遺憾なく技を発揮されてらっしゃった。
 このお話自体、浦島太郎が竜宮城に行った「夢のようなおとぎ話」ですが、そのお話と同時に出演の皆さん達のリアルな「夢のような共演物語」でもあったと思いました。

 簡素な昔話が様々な膨らみを持たされており、恋愛あり、親子の情愛あり、派閥の争い(海中と地上)あり、で、かなり肉厚な仕上がり。

 前から舞台というのはリピーターさんで成り立っているものだ…とは思っていましたが、今回これを初めて見て、色んなツボの所で観客の方々が一斉に笑われたり、一斉にペンライトを振られたりしてらっしゃってるのを3Fから拝見してて、この舞台も何度も通ってらっしゃるんだな、一体となっておられるな、と改めて感心させられました。

 今回は千秋楽だったので、お一人お一人の出演者からお言葉があり、最後の最後に主演の木村了さんが「また同じカンパニーで共演者で演りたい」と仰り、また「また同じお客様で」とも仰っていましたが、再演、これから先もあるといいですね。いやあ、これはマジ何度でも楽しめます。


●喜劇

 今回、笑う個所がふんだんに有り、期待以上に驚き楽しませてもらいました。普段、本格的な喜劇はそんなに見たことはなくて。おかいつのファミコン内では、ホンワカした子供向けのお笑いは、まあ時々有りますが。

 話がそれますが、今年の大河ドラマ「真田丸」を今一つ一つ録画を見てHDD残量を増やすために逐次消して、今やっと、真田昌幸が「上洛」して豊臣秀吉に会う所まで到達した段階です。三谷幸喜さんのお得意であるコメディ仕立ての話を、私は今までそんなに作品を見ていないので、おお、こうやって笑わせるやり方があるんだなあと一つ一つ感心して見て(勉強して)いる最中です。
 例えば、信繁(堺雅人さん)が記憶喪失の姉(木村佳乃さん)を引き取った後、姉上姉上と呼ばないで!(若く言われたいから)妹と呼んで欲しいと姉上が不満を述べると、信繁が、そればかりは、と間髪入れずに反論する所とか、無性に面白かった。

 今回の脚本、色々面白い所がありますが、具体的に言うのは避けますが、大臣ミギ麻呂の前にムサシが引き出されるまでの畳みかけるようなギャグの連続は強烈に面白かった。ああ、こんな笑わせ方もあったんだなと目から鱗でした。

 ・・・あ、投稿したら長いと怒られたので、分割して残りを投稿します。
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【3937】TARO URASHIMA 感想 ぎょうざ 16/8/19(金) 7:52 仲良しぺんぎん
┗ 【3938】(続)TARO URASHIMA 感想 ぎょうざ 16/8/19(金) 7:53 仲良しぺんぎん

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