ダットくんの思ひ出
投稿日:2000/07/26(Wed) 02:04:??


 ご退屈な話題で申し訳ありません。BBS参加当時から書きたかった、私の子供の頃に記憶のあるぬいぐるみ人形劇「ダットくん」について語りたいと思います。もし、もしご記憶の方がいらっしゃいましたら訂正、追加情報を頂けるとたいへん幸いです。  前も書きましたが、普通の人形が大きな人型の人形になりお話のワールドに入っていくというのはNHKさんの当時のお得意パターンでした。「ぶーふーうー」もそうだったと聞くし、「とんでけブッチー(これはまた別に書きこみします。)」、「動けぼくの絵」もそうでした。
 当時まだ白黒テレビだったかもしれません。うさぎで眼鏡をかけた兄が「ダットくん」、残念ながら妹うさぎの名前は私は完全に忘れていました。ああ悔しい。こちらはクイズがまだ続いているので名前は言いません。どちらもそんなに小さなぬいぐるみではなく、子供が抱えるくらいの大きさがありました。
 スタジオにはお姉さんと子供達がおり、前のセットに弓なりになった線路が敷かれています。(フロアに直接ではなく、子供の高さくらいのステージの上です。)線路の上に大きなおもちゃの汽車が置いてあります。そして下手(左)側の線路の先がトンネルになっており、なんとその上に当時としては画期的なテレビ(モニター?)がついておりました。
 お姉さんの指示で子供たちが棚の上からダットくんと妹の人形を抱えてきて、汽車の上の枡形の客車の上に乗っけます。その日選ばれた子供が出発進行の合図の笛を吹きます。(余談ですが、私の東京出身の友人は子供の頃あれが選ばれて吹きたくてたまらなかったと言っておりました。)
 子供達の歌が始まり(なんとこの歌も全く忘れております)、それに合わせて汽車がゆっくり動き始め、下手側のトンネルに入っていきます。そうすると画像が切り替わり、トンネル上のテレビに汽車に乗って進む映像が出て子供達はそれを観ます。汽車がある場所につくと、今までの人形があら不思議、汽車から降りて人型になってしゃべりその日のお話が始まります。
 この話をこれもまた全く一つも覚えてないんですが、森のようなところに妖精の女王様のような声が響いていたことだけ覚えています。
 そして時間になると、「あっ、もう時間だ、帰らなきゃ」とシンデレラのようなことを言って、ダット君と妹はまた汽車に乗り込み、元の人形に戻り、来た道を帰るのでした。
 あと過去ログにあったようにダット君は「脱兎」をきっともじったんでしょうね。


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