先日、やっと最新ベストアルバム「ハオハオ」を聴く事ができました。
このアルバムの中には「ちいさなおふね」が収録されてますよね。
今回は、初めて「ちいさなおふね」を聴いた時のお話しをさせてくださいね。
その日は、外出する用事があり、朝の「おかあさんといっしょ」が放送されている時間帯、大変バタバタしていました。テレビはつけて「おかあさんといっしょ」は流れていたのですが、ゆっくり見ていることができない状態でした。「ああ、ゆっくり見たいよ〜!」と思いつつ、用事をしていました。
そんなバタバタしてた私の耳に、大変美しいピアノの旋律が飛びこんできました。
はっとして、思わず動かしていた手を止め、テレビの方を見たら、今度はりょうこお姉さんの、子供が父親へ呼びかける歌声が聞こえてきました。私は自然と用事を止めて、テレビの前に座っていました。
「こんな風に、子供と一緒に海を見て、会話できたら、なんて幸せなんだろう・・・。」
りょうこお姉さんの、純粋無垢でいたいけな子供の父親への呼びかけの歌声、私の心に大変染み入ります。自然と涙が出てきました。この呼びかけの度に、こみ上げてくるものがあるのです。
あきひろお兄さんの、海のように雄大で深い愛情を子供に注ぐ、非常にあたたかい父親の歌声。この歌声を聞くと、私はほっとして笑顔になるのです。
「ちいさなおふね」での、りょうこお姉さんの純粋な澄んだ歌声、そしてあきひろお兄さんの豊かなあたたかい歌声のかけあいが本当に素晴らしくて、曲の持つ世界を本当に余すところなく表現していると思います。
なかでも、りょうこお姉さんの「パパ」の一声は、子供のあふれる思いがたくさんつまった一声・・・に聞こえて、私の心の琴線に触れるのです。
クリップでは、父親と子供が手をつないで海をみている・・・というアニメーションなんですよね。最後の部分の夕焼けの赤が非常に印象的です。
私も、子供とそして主人と、こんな風な会話ができる家族になっていきたいなあ・・・と思いました。
「ちいさなおふね」は私にとって、とってもいとおしい曲です。
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