メディア名 コーラス
2000年 10月号
種別 女性コミック雑誌
発行元 集英社
発行日 毎月1回 1日発行
商品番号 雑誌 13775−10
価格 定価400円 本体381円
掲載兄姉 佐藤弘道お兄さん
掲載頁 297
感想  現代洋子先生の「おしゃぶりマンボ」という育児漫画VOL..5内で弘道お兄さんのことに触れている。

 筆者がお子さんをご出産されてから今までには体験しなかった目新しい出来事に次々と遭遇する様子がほのぼのとしたユーモラスなタッチで説明されとても興味深く読める。中で子供さんがスプーをテレビで見ることが好きなことが描写されるが、う〜ん、やはりスプーは子供達の人気度が高いのだな、と改めて実感する。あの黄色いモコモコ感、ふっくらおっとりとした動作、声のキュートさが子供さんの心を強烈にキャッチするのかもしれない。
 現代洋子先生は、おかあさんといっしょは「いかにも」という育児子供番組のため最初は斜に構えてらっしゃったようであるが、全体的にストーリーが好意的に描かれていて嬉しい。
 体操の弘道お兄さんにはまったことが書かれていて二つくらい漫画が書かれているが、その一つが弘兄を代表する「えっ」のポーズなのが嬉しい。そして、簡易化されたその絵が真中分けの髪形にちゃんとなっており、またジャージもしっかりとバッジ付きになっているところがなかなかと感じる。そして面白かったのはその口の描写で菱形「◇」になっているところである(笑)。う〜ん、菱形口ではないとは思うんだけど、ずばり・・・面白い。そして目が半開きになっているところも、う〜ん、それもちょっと違うとは思うけど・・・と思いつつもやはり面白い(笑)。やはりこのポーズのところはかなりの視聴者の方々にインパクトを与えているのかな・・・とも思う。

 さて、本題からずれるがこの現代先生の漫画は全体的に各所がユーモラスでとても面白い。
 中で、子供さんを連れてベビーカーで新宿のデパートまで行く苦労が描かれているのであるが、各鉄道会社さんにスローブを作って欲しい・・・と書かれているところにはとても納得する。そういう駅も最近は増えているのであるが、小さい子供さん連れのご家族や、ハンディキャッパーの方々向けにはまだまだ辛い駅が多い(それも大きい駅で多い)というのは、これは普段薄々と私も感じていたことである。

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