感動の初ファミコン、春日部
種別 地方ファミコン 会場 春日部市民文化会館
開催日 2001/07/14(土) 放送日 2001/07/28(土)
レポーター ジャコ便さん    

 私ジャコ便は、7/14(土)に春日部市民文化会舘にて開かれたファミリーコンサートに行ってまいりました。その時のレポートを作成致しました。まとまりがない上にかなりの長文になってしまいましたが、もしよろしければ御覧下さい。

*** 開演まで ***

 春日部ファミコンに応募はしてみたものの、完全玉砕し、意気消沈して何もやる気が起きなかった(でも掲示板には書き込みしまくってた(笑))私に届いたのは、チケットを譲ってくれる、という神(って、友人だけど(^^))のお告げ。しかも午前・午後連続で見られるということです。嬉しさのあまり、前の日は緊張やらなんやらでなかなか眠れませんでした。久しぶりに、小学生時代の遠足前夜の気分を味わうことができました(笑)。
 次の日、危うく寝過ごすところでしたが、なんとか眠い目をこすりながらも遅れないように電車に乗り込みました。方向音痴の私にしては珍しくすんなりと春日部駅に到着。時間もあるし、いい運動にもなるし、ということで、会場まで歩いて行くことにしました(実際はタクシー代をケチっただけ(^^))。汗だくになりながらも、15分ほどで会場に到着しました。
 実は今回、開演前に入場者入口のところで、「おかいつ」掲示板上の有名ネッターの方々とお会いすることになっていたのです。さらに、午後の部にはあの(!)ぎょうざさんもいらっしゃるということでした。もう今から楽しみですが、取り敢えず、まず午前の部に参加される方々にご挨拶をしなければなりません。会場に着くなり入口に直行し、無事ご挨拶をすませることができました。しかしこの時、事前には予想もしていなかった方々もいらっしゃって、緊張でガチガチになるはめに(笑)。

 ご挨拶を済ませた後、開演までまだ時間があったのですが、なにしろ精神年齢が3歳児と同レベルであることを自認している私(自認するなって?(笑))、おとなしく席に座って開演を待つはずがありません。(^^)
 元々単独行動が好きなので、ここでも、特にあてもなく会場内をブラブラしました。買う気もないのにCD売り場を覗き込んだり、2階→階段→1階→別の階段→2階とエンドレスで無意味にぐるぐる回ったり、ジャコビ人形があまり人気がないのを目撃して涙したり...(笑)

*** 午前の部 ***

 さて、開演時間が近付いてきたので、よっこらしょと自分の席につきました。しかし、なんというか、恥ずかしい...(*-_-*) ただでさえ、男一人でポツンと見るのは目立つのですが、私の隣の席が2つほど空いていたため、余計に目立ってしまうのです。ああ、回りの視線が針のように突き刺さります。しかも、ひーっ、前の席に座っているお嬢さんが、時々怪訝そうな顔でこっちを見てるぅー! あうー、頼むからこっちみないで〜(涙)。お兄ちゃん、今ね、すっごく恥ずかしいんだよぅ〜。(T_T) なんか、その子が母親に「ママー、なんであのお兄ちゃん、一人で観てるのー?」と言っているような気がしましたが、それは私の幻聴でした(爆)。 なんとか気をまぎらわそうと、持参した「城島@福岡ダイエー団扇」でパタパタ自分を仰ぎます。
 そうこうしているうちに、いよいよ開演の時間になりました。かねがね噂に聞いていた、ぐ〜チョコの「もうすぐはじまるよ〜」という歌が流れます。慌てて持参した双眼鏡を取り出します。そう、今回は手際良く双眼鏡を持参していたのでした。会場は手拍子。
 そして...ジャーン!!! でたー!いつもファミコン放送で見ているように、舞台向かって左手からキヨコ姉が、右手から弘道兄が登場! そしてそして、舞台奥からあきひろ兄りょうこ姉が現れ、「こんにちはー!」。  うひょー、本物だよ、ナマ兄姉だよぉ〜(大涙)感激でアドレナリン大量分泌の錯乱状態の中(*^^*)、1曲目の「夢のパレード」が始まりました。いつもテレビで見ていた兄姉が目の前で踊って歌っている。もう本当に夢のようです。
 昨年度の地方ファミコンでは最初に歌われていた「きた きた きた」は、今年度は2曲目になるようです。ここでは、りょうこ姉が御当地案内をしていました(トークの内容は失念 → すんません)。で、りょうこ姉は、思いっきりセリフをトチってました(笑)。その時、あき兄は両手を上げて「あ〜れ〜」とくるくる回るアドリブリアクション。さすがです。
 「ハオハオ」「まねきネコネコ」とみんなが知ってる歌が続き、会場も盛り上がりますが、私はと言えば、どうしても回りの視線が気になってしまいます。高ぶっている心の中とは裏腹に、座席ではとってもおとなし〜くしてました。(^^)

 さて、ぐ〜チョコの4人(匹?)の出番になりました。「スプー!」「アネムー!」「ズズー!」「ジャコビー!」のかけ声とともに、4匹(人)仲良く登場。会場はものすごい歓声です。
 今回のぐ〜チョコは、チョコランターマンに関するお話でした。またもやジャコビのインチキ発明品が出てきて、なんでも「チョコランターマンを 見つけちゃうぞマシン」(だったっけ?)とかいうシロモノです。相変わらず、全くと言っていいほど役に立たない発明でした(^^) 最後に、チョコランターマンが空を飛ぶというシーンがあり、舞台上のスクリーンにチョコランターマンの影が1、2秒ほど映し出されたんですが...これがまた ショボい! もやしのような体型で、「へろへろへろ〜」と効果音を付けたくなる くらいの情けなさです。どう見ても、常日頃からかっこいいとは思えません。 しかも、人形を吊っている糸の影まで映ってました(笑)どこからともなく「ケンタマン」だの「ストレッチマン」だのと言った声が上がってました(爆)

 次はデ・ポン!です。「蝶・雨」バージョン。とてもきらびやかな衣装のキヨコ姉が登場。うーん、やっぱりキヨちゃんはお美しい...しかし、ここで後ろの席のお子さんが、「でぽんきらいー!」と叫んでました(笑)。
 なんでじゃーっ! 会話を聞いていると、嫌いな理由は「長いから」とのこと。うーん、そっか、でも長いかなぁ?

 爽やかにデ・ポン!が終わり、次はいよいよミュージカルです。
 今年度のミュージカルは、「朗読ミュージカル」というものでした。
 いったいどういうものなのだろう? などと疑問に思っていると、りょうこ姉登場。うひゃーっっっ!!!
 もんのすごく綺麗な衣装!!美しすぎるぅ〜(*-_-*) ぽーっとした状態でハッと我に返り、慌てて持参した双眼鏡を覗き込ました。
 レンズを通して豆粒のようなりょうこ姉が映ります。ぎゃーっ!(爆)双眼鏡の向きが逆でした(^^)
 動揺してるのがバレバレ... りょうこ姉は物語の進行役で、役自身はあまり目立たないのですが、なんせ衣装が美しい(^^) へろへろになってしまいました。
 ...と、次に登場したのは、黄金のヅラを被ったあきひろ兄! な、なんじゃ、あのヅラは? へぇーあんなヅラもあるんだー、...て、よぉく見ると、ヅラというか被り物でした。どうやら、はりねずみの針を表しているようです。
 あき兄は、ピックルというはりねずみ役で、今回のミュージカルの主役でした。
 そのピックルは、苛められてたいも虫の女の子を助け出します。いも虫の女の子(フローラ)...それはキヨコ姉でした。衣装も可愛いけど、喋り方がまた可愛い! 思わず「キヨちゃ〜ん!」と叫びそうになりましたが、やはり恥ずかしいので止めました(笑)
 ピックルとフローラは、とても仲良くたわむれています。(見方によっては、恋人同士がイチャつきあっているように見えないこともない(^^))
 そして、ピックルとフローラは、それぞれお月様とお星様に願い事をします。
 フローラは「みんなと仲良くなれますように、そして今よりほんのちょっぴりでいいから、可愛くなれますように....」、ピックルは声に出さなかったので、何を願ったのかは分かりません。次の日(?)、フローラの願いはかなってきれいな蝶になれました。この蝶の衣装もまたまた可愛い。あうう、キヨちゃーん!!!(叫ばなかったけど(笑))。しかし、ピックルの願いはかなえられませんでした。そう、ピックルは、トゲトゲを軟らかくして欲しいと願っていたのです。
 すねてしまったピックルは、「悪い子」になって暴れます。フローラとも喧嘩してしまいました。ここの辺り、あきひろ兄キヨコ姉の演技が本当に力が入っていて、さすが舞台経験豊富なお2人だなぁ、と思わせるものでした。
 そしてここでゆっくりと現れたのは、...あらいぐまの婆さん。ま、まさか...やっぱり、弘道兄でした(^^)すごい、完全にばーさんになりきってます。腰曲ってます。喋り方も完全にばーさんです。ぎゃははは、しかも、なんか大根持って踊ってるよ〜!!!もはや体操の兄を超越しているというか、誕生日なのにこんな役でいいの?というか(笑)、とにかく爆笑モード全開ですごかったです。
 さて、願いがかなえられず、すねてしまったあき兄演じるピックルは、ヤケクソになって、弘道ばーさんがいない間に、ばーさんの干した野菜をどんどん川に放りこんでいきます。後ろの席のお母さんが「あらー、ピックル悪い子ねー!」とお子さんに話しかけています。
 ああ、役とはいえ、あき兄可哀想(^^) しかし、勢い余って、自分も川に落ちてしまいます。「助けてー」と叫ぶピックル。ばーさんも助けを呼ぼうとしますが、誰も来てくれません。しょうがないので、ばーさんは自分で川に飛び込んで、ピックルを助け出します。この時も、体操の兄らしく、華麗な前転で川に飛び込んでました(笑)(その前に「あ、よいしょ」と曲った腰を直すシーンがあって、これもツボでしたが)助け出されたピックルの頭を、ばーさんは優しく抱きしめてあげます。兄ズの絡みマニア(爆)にはたまらないシーンですが、私自身は平然と見てました(^^)フローラも現れ、3人仲良く夕日の中を歩いていくシーンで、ミュージカルの幕が降りました。
 いやー、はっきり言って、とっても面白かったです。
 テレビ放映は年度末までおあずけになると思いますが、是非楽しみにお待ち下さい。

 ぐ〜チョコのダンスを挟んで、さて、次はいよいよ風船ゲーム...と思ったら、なぜかカット。せめて一言アナウンスでも流れればよかったのですが、それもなかったため、公演終了後、例の後ろの席にいらっしゃったお子さんが「風船なかった〜!」とダダをこねてました。母親が「きっと風船割れちゃったんだよー」と慰めてました。(^^)
  実際のところはよく分かりませんが、回りの方のお話によると、どうも会場が狭いのと、客席中央あたりにカメラなどがあったため、とり止めになったのではないか、ということでした。

 ということで、次の曲、「ここが世界のまんなかだ」が終わると、その次の曲は...
 そう、クシカツ! 7月に入り、既に3回串カツを晩御飯で食べていた私ですが、もちろん飽きることなどありまへん。(^^)
 体操コンビは、なんと例の格好で出てきました。たまねぎキヨちゃん、可愛い〜。食用豚着ぐるみの弘道兄
 誕生日なのにねぇ...(笑)。 クリップでは、後半、キヨちゃんがひょいっと弘道兄の上にのっかる所があるのは皆さんご存知だと思いますが、実際のところ、このシーンはどうやってキヨちゃんを支えているんだろう、とずっと疑問に思っていました。今回、午後の部で、斜め前からステージを見ることができたおかげで、はっきりこの目で確認することができました。弘道兄、確かに手だけでキヨちゃんを支えておりました。さすが弘道兄

 ぐ〜チョコの「南の島でフ〜ラフラ」で一息ついて(ごめんよ > ぐ〜チョコ)、次の曲は、「あしたははれる」でした。以前から是非生で聞きたいと思っていたのですが、今回ようやくその夢が実現しました。何度聞いても本当にいい曲です。
 思わず目頭が熱くなりました。間奏部分では、自分も大きく手拍子しました。
 次の曲は、「おぼえてるよ」。昨年夏のぐ〜チョコ見聞録で、りょうこ姉が歌った曲です。りょうこ姉のしっとりとした歌声が会場に響き渡りました。

 さあ、お待ちかね、体操の時間です。あき兄「みんな、立って下さーい!」の声に、思わず立ちそうになりました(笑)。
 ああ、できることならお子さんに混じって体操したいよぅ...前々から楽しみにしていた、弘道兄の登場シーンもしかとこの目で見ました。子供たちは、みんな楽しそうに体操しています。私はと言えば、体操したくてうずうずしながらも、それを一切顔には出さず(いや、多分顔に出てたけど)、じっと座ってました(笑)。
 そして、最後の「スプラッピ〜」も終わり、とうとう幕が降ります。ああ、終わっちゃっのね...こうして、私の初めてのファミコン第一ステージは終了しました。終わった後、感動やらなんやらでしばし呆然。やっぱり生ステージはいいものです。

# その後、午後の公演も見ることができました(しかもスペシャルシートで(笑))
# 午後の部の詳細は、ノラさんのページにアップさせて頂く予定です。よろしければ、
# 是非御覧下さい。

*** ぎょうざさんとの対面 ***

 なお、この午後の公演前、ついに念願のぎょうざさんとの対面も果たせました。
 昼御飯を食べて再び会場に戻った私を待っていたのは、Uさん「ぎょうざさんが探していらっしゃいましたよ」というお声。うひゃー、ぎょうざさんを待たせてはまずいと思い、とっさにぎょうざさんを探しに会場の外に出る私。
 Uさんには「席で待っていれば分かると思いますよー」と言われましたが、もはや私の耳には届きませんでした(笑)。 ぎょうざさんのお顔も服装も知らないのに、会場の外を探し回りました。当然ながら見つけられず、すごすごと席に戻ると...ぎょうざさんがいらっしゃいました。(^^)  あっさりと対面。Uさんのおっしゃった通りでした(だから初めから言うことを聞いていればよかったのに!)
 この時は大変お世話になりましたです〜(^^) > Uさん
 生ぎょうざさんは、思っていた通り、とてもお優しく、面白い方でした。(^^)

*** そして帰り道 ***

 こうして、今日のファミコンを十分すぎるほど満喫できた私は、御満悦で帰途についたのでした。帰りは、ぎょうざさんYさんMさん別のMさん、および私で、駅まで一緒に帰りました。特にぎょうざさんMさんとは、途中立ち寄った喫茶店から帰り道、電車の中でお別れする直前まで(笑)沢山お話できて、とても楽しかったです。どうもありがとうございました。Yさん別のMさんも、帰りにご一緒できて嬉しかったです。どうもありがとうございました。

(終わり)

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