楽しいお話も一杯!
神崎ゆう子お姉さん バリアフリーコンサート

種別 その他 会場 国際障害者交流センター「ビッグ・アイ」
大ホール(大阪府堺市)
開催日 2003/08/02(土)
 1回目11:30〜、2回目14:00〜
放送日
レポーター おかもっちさん 出演者 神崎ゆう子お姉さん


 8月2日、僕はゆう子お姉さんのコンサートを見に、大阪府堺市まで行ってしまいました。
 関西のコンサートに行くのはもちろん初めてでした。
 1回目のコンサートのチケットが取れるように、朝4時過ぎに起きて、朝5時半に部屋を出ました。
 僕のところから会場に行くのに5時間近くかかりました(電車と新幹線を4回乗り継ぎ)。
 そして、10時半近くに最寄り駅に着きました。ビッグバンはすぐ近くでした。
 会場に着いてすぐ、1回目の公演のチケットを手に入れました。そして、2回目の公演は1回目の公演の直後に手に入れました。

 1回目11時、2回目は13時半に開場し、すぐ中に入りました。さすがに大阪府立大型児童館ビッグバンと大阪府堺市にある国際障害者交流センタービッグ・アイの共催というだけあって、老若男女のお客さんがいました。メインのお子さんも1歳児から5,6歳児までいました。今までのコンサートと違うことろは、障害者への配慮が細やかであったことです。車椅子の方専用のスペースや手話、モニタでの字幕、補聴器などのサービスもありました。

 さて、1回目は11時半、2回目は14時にコンサートが始まりました。
 コンサートの内容については、1回目も2回目も同じ曲でしたので、まとめて書きます。
 お客さんの「ゆう子お姉さん」の掛け声の後にゆう子お姉さんが登場しました。

 ゆう子お姉さん  :水色を基調とした花柄のツーピース(1回目、2回目同じ)

 1曲目:どんな色がすき

 この1曲目の時点で歌の間は手拍子が続いていました。僕ももちろん手拍子しました。
 そして、挨拶「みなさーん、こんにちはー」、ゆう子お姉さんの声は大きくて高いですから、よく聞こえました。そして、お客さんの挨拶「こんにちは」。1回目の公演は1回やり直しがありましたけど、2回目の公演はすごく皆さんの声が大きかったです。
 そして、その次の挨拶が「ゆう子お姉さんです、本物ですよ」でした。1回目の公演では「本物とテレビどちらがいいですか?」と続きがありました。それに対してとある子供の返事が「はーい」でしたので、「その「はーい」というのがよくわからないのですが」とお客さんにつっこんでいました。2回目の公演では「本物ですよ」の後に笑いが起こっていました。

 さらにその次が「ゆう子お姉さんのことテレビやビデオや絵本で見たことがある人」で、ほぼみんな手を挙げていました。それに対して、ゆう子お姉さんは「まだまだ人気があるじゃないの」と仰っていました。僕のようにおかいつの頃から見ていた人や、お子さんのようにぷちやぽけっとなどで見ていた人がたくさんいますから、それはまだまだ人気があると思いました。

 2曲目の前に手をたたく練習がありました。「てをたたこ」の後に手拍子1回、「3つたたこ」の後に手拍子3回、「おへその数だけ手をたたこ」の後に(本当は)手拍子1回、「てをたたこ」の後に手拍子1回、「3つたたこ」の後に手拍子3回、「おめめの数だけ手をたたこ」の後に(本当は)手拍子2回というのがありました。これは僕も参加しました。2回目の公演の時は結構テンションが上がっていましたので、僕の手拍子に隣にいたママさんがびっくりしていました(びっくりさせちゃってすみません)。これがおもしろいのが、1回目の公演の時に「おへその数だけ手をたたこ」の後に2回以上、「おめめの数だけ手をたたこ」の後に3回以上手拍子しているお客さんもいました。それに対して、「誰?おへそが2つも3つのあるのは」や「目が3つある人がいる」と仰ってました。お客さんと会話しながら進行するというのもいいですね。


 2曲目:童謡メドレー
    おもちゃのチャチャチャ〜犬のおまわりさん〜ぞうさん〜大きな栗の木の下で〜おつかいありさん〜アイアイ

「アイアイ」の2番が超早いバージョンで、おかいつでは「アイアイアイ(アイアイアイ)アイアイアイ(アイアイアイ)」なのですが、これが「アイアイアイアイアイアイ(アイアイアイアイアイアイ)アイアイアイアイアイアイ(アイアイアイアイアイアイ)」になります。
 その後のMCで「今の曲全部知っている人?」という質問に対して、子供はほぼ全員手を挙げ、お母さん方はほとんどの方が手を挙げ、お父さん方はほぼ0でした。僕はお父さんではありませんので、挙げませんでした。


 3曲目:パンダ うさぎ コアラ

 僕もこの振りを一通りしました。25歳独身というのも忘れて夢中になっていました。これが会場中見事に揃いました。 2回目の公演の時にゆう子お姉さんが「素晴らしいですね。関西の人はノリがいいですね。」と仰っていました。僕も関西のファミコンはノリがいいという話を聞いたことがありますが、本当にそうでした。


 4曲目:あ・い・う・え・おにぎり

 その前振りが「おなかすいてますか?」でした。1回目の公演は昼前でしたので、この前振りが合うのですが、2回目の公演は昼過ぎでしたので、ちょっと強引に(笑)進めてました。
 そして、おにぎりに入れるものでみんな、「うめぼし」や「しゃけ」や「たらこ」など答えるのですが、中には珍答もありまして、1回目の公演では「たこ」という答え、2回目の公演では「うどん」という答えがありました。これに対して、「たこ」の時は「大阪だから?」と、「うどん」の時には「うそでしょう」と答えられていました。
 歌では1回目の公演では「うめぼし」「しゃけ」「たらこ」、2回目の公演では「うめぼし」「しゃけ」「こんぶ」の順でした。


 5曲目:バナナのおやこ

 今回のコンサートでは会場のお父さん方、お母さん方、子供がそれぞれパパバナナ、ママバナナ、子バナナチームに分かれて振りをするというのがありました。
 さて、25歳独身の僕はいったいどのチームになるかという問題が発生しました。で、決めたのがパパバナナチームで参加しました。人数が少ない分だけ盛り上げようかなと思いまして。
 練習では、パパバナナチームは盛り上がらなかったですね。2回やり直しました。ママバナナチームも1回やり直しましたね。1回目の公演ではゆう子お姉さんから「猫かぶってますね。子供を叱るくらいの声を出してみてね。」と駄目押しされていました。当然のごとく子バナナチームは1回でOKでした。


 6曲目:ひとりぼっちの羊飼い

 「あ・い・う・え・おにぎり」の発売記念コンサートに続いて、また聞くことができました。
 2回目の公演の時に「ひとりぼっちの羊飼い」のようなヨーデルを歌うようになったきっかけを話されていました。そのきっかけというのは、ゆう子お姉さんはアニメの「アルプスの少女ハイジ」が大好きで、そのオープニング曲だった「おしえて」という曲を聞いてから、いろいろとヨーデルの歌を歌いたくなったそうです。ヨーデルの曲の中で好きな曲が「ひとりぼっちの羊飼い」だったそうです。
 今回はホールの中ですので、高音がよく響いていました。ゆう子お姉さんはソプラノですから、すごく澄んだ声ですよね。いつ聞いてもいい歌です。

 ここから、おかいつでおなじみの曲が登場しました。1回目の公演の前振りで、ゆう子お姉さんにとってショックだったことというのを仰っていました。それは今の歌姉のしょうこお姉さんのプロフィールに「小さい頃からおかあさんといっしょを見ていまして、歌のお姉さんが神崎ゆう子さんでした」と書いてあったことです。これは僕が「あ・い・う・え・おにぎり」の発売記念コンサートの握手会で、ゆう子おねえさんに「そのこと(僕が小学生の時にゆう子お姉さんのおかいつをみていたこと)は内緒にしてね」と言われたのと同じ理由です。
 ゆうぞうお兄さんに関しては、「かわいくて、ゆう子お姉さんも好きです」とのこと。ゆう子お姉さんのおかいつを見ていたゆうぞうお兄さんが、今度はゆう子お姉さんとお子さんに見られているというのも面白いですね。


 7曲目:星ひとつ

当初の予定では歌う予定になかったのですが、リクエストがあって急遽歌うことになった曲です。僕にとっては一番生で聞いてみたい歌でした。リクエストされた方に感謝です。
 2回目の公演でこの曲についてのことを仰ってくれました。この曲はおさむお兄さんとゆう子お姉さんがおかいつを卒業される時の最後の月の歌で、作詞の話が来たときには、結婚したいと思われていた頃で、その時の気持ちを込めて作詞されたそうです。実際に、この曲が月の歌として流れた時にゆう子お姉さんは結婚されました。言っておきますが、ゆう子お姉さんの旦那さんはおさむお兄さんではありません。また、当時の体操兄の勝弘お兄さんでもありません。当時のおかいつの音響効果の方です。ゆう子お姉さんが大切にされている歌ですので、歌われる時には本当に気持ちが入っています。


 8曲目:公園に行きましょう

 この曲もおさむお兄さん作詞作曲の歌で、お子さんと公園に行く時に歌う歌だそうです。
 この歌でゆう子お姉さんはステージを降りて、お客さんと握手をしていました。


 9曲目:にじのむこうに

 この曲はゆう子お姉さんが育児で大変だった時や、辛い時、悲しい時の励みになった歌だそうです。
 この曲が好きな方が結構多いですから、みんな励みになるでしょうね。


 10曲目:ホ!ホ!ホ!

 子供たちが通路に出て今でも続くあの振り付けをしていました。1回目の公演の時にはステージの上まで上がっちゃったお子さんもいました。


 11曲目:森のくまさん

 この曲もこの歌でゆう子お姉さんはステージを降りて、お客さんと握手をしていました。2回目の公演では僕は通路前でしたので、僕の列に座っている人の目の前を通られました。これは「あ・い・う・え・おにぎり」の発売記念コンサートの握手会並にドキドキしました。間近で見られるのですから。いつ見ても綺麗ですよね。

 1回目の公演のエンディングでは、ゆう子お姉さんは子供がいる関係で泊まることができず、この日は朝5時半に家を出たと仰っていました。そう、僕と同じ時間に出たことになります。ゆう子お姉さんは飛行機を使って関空経由で会場まで行ったそうです。
 朝起きて行ったというのはすごいですね。
 また、一人の女の子がゆう子お姉さんに花束の小さい分をプレゼントしていました。なかなか素晴らしいですね。

 こうして、2回の公演を終えて、僕はまた5時間近くかけて東京まで帰りました。実は、前日はほとんど寝られなかったため、帰りの地下鉄御堂筋線と新幹線ではほとんど寝ていました。

 全体を見て思ったことは、どの歌も綺麗で良かったというのはもちろんですが、おさむお兄さんやけんたろうお兄さんがいなくても、また、お子さん2人の育児が忙しくても、まだまだ40分くらい歌ったり踊ったりすることができるくらい元気あるなあと思いました。

 最後まで、御覧頂きありがとうございました。

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