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【455】12/21(日) 跳べぇぇー!(叫)(^o^)/ 雄三兄 ななみDEどーも初出演! ぎょうざ 08/12/24(水) 0:50 ゆうぞう兄(その1)

  【519】4/10(金) 大熱闘!大爆笑「キサラギ」(^o^)/ ぎょうざ 09/4/13(月) 23:10 ゆうぞう兄(その1)
 ┗ 【520】(続き) 4/10(金) 大熱闘!大爆笑「キサラギ」 ぎょうざ 09/4/19(日) 23:16 ゆうぞう兄(その1)

【519】4/10(金) 大熱闘!大爆笑「キサラギ」(^o^)/
ゆうぞう兄(その1)  ぎょうざ WEB  - 09/4/13(月) 23:10 -

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    こちらも楽しみにしていた雄三兄の舞台を会社帰りに観てきました。ちょっと感想を…と言いたい所ですが、いや〜、これはズラズラと書いてしまいそうです。(^^; では12個に話題を分割して…。

●(その1)まず初めに言いたいこと

 \(^o^)/ わははははは、すっごく面白かった!
 皆さん、ご機会があれば、もう是非是非っ!^o^)/
 ええっと、こういうことを言うとさすがに言い過ぎかなあ・・・。
 でも勢いで言っちゃいましょう。
 この舞台を観ないと一生後悔すると思います
 ・・・・なんて大胆なことを言ってしまいました!( ̄_ ̄A
 面白そうだな…と期待して行ったんですが、はっきり言って期待以上だったです。はい。(^-^)

●(その2)その次に言いたいこと

 『嗚呼、雄三兄、この舞台に巡り合えて良かった!』 観終わった後で、つくづく思いました。この作品、ほんと秀作です。丁度この時期に、丁度、キャストとして選ばれた…。すごく幸運だったのでは無いかと勝手に思いました。(^^)
 実は私が今回この舞台で一番ツボだったところは…多分大勢の観客の方々とはズレてると思います。それは最後の方に言います。

●(その3)キサラギ…のインスピレーション

 雄三兄公式HP様でキサラギの案内を拝見したとき、まっ先に思いついたのは、
 「愛の戦士、キューティーハニーさ♪」のキューティーハニー♪でした。
 というのはハニーの本名が如月(キサラギ)なので…。へへへ。(^^* 全く関係無い話でしたね。…ただ、色んな演技をこなし、色んなキャラに変身してくれる雄三兄なので、ちょっとハニーに関係が・・・あ、無いですね。(^^; 強引な繋げ方をしてはいけません(苦笑)。

 あと、何かレジナルド・ローズ作の古典的名作『十二人の怒れる男(Twelve Angry Men)』を連想するな…と思ってたんです。この舞台は12人の男だけの会話で進んでいく密室劇なんですが、キサラギも5人の男だけの密室劇とのことなので。
 と思って、観劇に行く前に世田谷パブリックシアターの案内を改めて読んでみたら、脚本家の古沢良太さんがまさに「十二人の怒れる男」に感化されて…とあるではないですか! いやがおうでも期待が高まりました!

 実は前にF-BOARDで話をしたことがありますが、私、初めて生で舞台を見たのがこの「十二人の…」だったんです。渋谷のパルコ3でした。珍しい舞台で土俵のような四角の舞台のグルリと四方が全部観客席だったんです。
 当時、主役の8番陪審員が石坂浩二さん。適役の3番陪審員が悪役で有名な故・小松方正さん。理知的な4番陪審員が伊東四朗さんでした。

●(その4)雄三兄の役どころは?

 うーん、うーん、舞台の場合、ネタバレは避けなければいけないんですが…ちょっと土俵綱の外に体が出て反則かもしれませんが(相撲かい)、ちょっと触れましょう。
 「スネーク」というHN(ハンドルネーム)の青年ですが、いやもう、明るくカッ飛んでいましたよ。元気一杯でしたね。(^o^)
 「12人の…」の劇に例えて言うと、7番陪審員と12番陪審員の二人を足したキャラのような感じ。
 7番陪審員って、マーマレードのセールスマンで超明るいC調男なんですよ。12人で議論が始まると、ニューヨークヤンキースの試合を早く観に行きたいから『早く終わらせちまおうぜ。』何ていって、不真面目なんです。(^^;
 12番陪審員は、優柔不断男。有罪か無罪かで12人の評決が傾いていくんですが、自分の意見が無いので、フニャフニャと大勢派についてしまうんです(苦笑)。

 終演後、キサラギのパンフレットを買って読んだんですが、雄三兄は、この「スネーク」のキャラと自分は違ってもっと慎重だ…というようなことを仰っていますね。うーーん、確かに、素の兄は、もっと奥深いと思いますが…。
 ただ、この与えられた短絡的な軽薄な男のキャラを、見事に屈託なく元気一杯にこなしていましたよ。さすが、演技派の兄でありました。(^-^v
 ちょうど、昨年上演された「ファンタジー・ストーリーズ」が雄三兄のナイーヴで包容力豊かなキャラの部分を思いっきり演じ、そして今回は、その真逆な底抜けに明るい部分を全面に押し出して…寄り切った(観客の皆さんを)みたいな・・・って相撲かい!(笑)

●(その5)他の四人のキャストの皆さん

 ごめんなさい。雄三兄以外は、よく存じあげておらず・・・。
 ただ主役の松岡充さん、SOPHIAってのは、おぼろげながらお顔とバンド名は存じあげていました。
 実は松岡さんの役どころ(「「家元」という役割)がなぜ主役かというのが、最後の方に、なぁぁるほどそういうことか!と膝ポンでよく判ります。…とこんなことまで喋っちゃっていいのかなあ? んーーー、相当にボカして書いているから良いと思うことにします(苦笑)。
 松岡さん、何かこうバンドの弾けたイメージと違った、何かこうオットリとしていて落ち着いた好青年を見事に演じておられましたね。(^^)

 他の方は知らなかったんですが・・・。会場で写真集が売られていた表紙のお顔を観て、あっ! この人は知っている!
 佐藤智仁君という人・・確か前は違う芸名でしたよね。ふむ、最近、改名されたんですね。確か「仮面ライダー カブト」で水嶋ヒロ君と一緒に出ていたのをチラ見で観た記憶があります。
 この佐藤君の演じた「安男」という役も、オットリと明るくて良い味が出ていました。雄三兄のスネークと、佐藤君で明るくバンバン盛り上げた感じでしたね。

 「オダ・ユージ」を演じられた今村ねずみ氏は、名前を見た瞬間、きっと、「ネズミ先輩」の遠縁の方に違いない・・・とは全く思いませんでしたが(おい!)、後でパンフレットを見て知りました。「THE CONVOY SHOW」の立役者の方だったんですね〜。このSHOWを以前、北野武氏がテレビで激賞していたのを見た記憶があります。

 最後に「苺娘」さん、ごめんなさい、全く存じあげなくて! 苺ミルクなら食べたことがありますが(味覚糖?)

 ・・・・わっ、0時になって寝る時間なので、カボチャの馬車が外で待っているので(ウソ)、続きはまた明日です。(^^)/~

【520】(続き) 4/10(金) 大熱闘!大爆笑「キサラ...
ゆうぞう兄(その1)  ぎょうざ WEB  - 09/4/19(日) 23:16 -

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   >続きはまた明日です。(^^)/~

 などと言っておきながら『明日っていつの先なんじゃいっ!(怒)』と自分に怒りの矛先を向けつつ・・・、いや本当にすみません。残りを書き足します。(ー_ー;

●(その6) 奇抜な会場!

 三軒茶屋って、そもそも行かない場所なんですよ。(^^; で今回初の「世田谷パブリックシアター」体験だったんですが、いやもう…かなり面白い作り! 祥子ちゃんの天王洲アイル・銀河劇場の時も驚きましたが、こっちも負けずにおったまげた!
 小じんまりした円筒形のノッポなホール内で、自分の3F席から下を見下ろすと断崖絶壁のよう。ストンと切り立ってて怖いのなんの。ちょっと高所恐怖症の方には辛いかもしれません。(^o^A あとこう金属の鉄格子っぽい感じで…ディズニーランドの何か落下系のアトラクションのような雰囲気。「なんちゃらかんちゃらマンション」ってこんな感じなのかも…って乗ったことが無いので不正確ですが(苦笑)。

 それにしてもユニークな会場で貴重な体験でした。
 実は、雄三兄のBlogに「お花が沢山届いた」と感謝の辞が述べられていたので、おかいつOB,OGの方の舞台の時には炎のような異常な執念で花を探す私なんですが、今回も関係者さんからそんなに花が届いたか!?と探し回りました。
 ・・・・もしかして、私、前世がか何かだったのかもしれません。<(^o^; ぶ〜ん。
 あれ? でも他の出演者の方も含めて全く無かったですね。きっと片付けられていたんでしょう。楽屋とかは、もう花が満開だったのかもしれませんね。(^^)

 さてそんな会場、所狭しと1F〜3Fまで万遍なく人が埋まり大盛況! 女性が多いのは予想通りでしたが、でも結構男性もいらっしゃってました。

●(その7) 駆け足の二時間、中身が凝縮

 今回は幕間が無く2時間だったんですが、いやぁ退屈する暇もなくアッと言う間。この「ぶっつづけ」、気持ち良かった!(^^)/
 出演者5人の皆さん、二時間もずっと「出ずっぱり」で大変だったですね…とネギライたくなりますが・・・実はその反面、ちょっと別の思いもあり、二時間くらいだったら辛く無かったかも?と思うんです。
 例えば小学生の時って、1時間って50分くらいの授業じゃないですか。長いと辛いし飽きちゃいますからね。ただ大人になると大学の講義とかだと2時間のものもありますよね。これくらいだと我慢できる人、多いですよね。
 出演者の皆さん、お若いですよね。若いうちは結構ヘイチャラです。…歳をとるとですね…これが徐々に辛くなってきたりしてですねえ…(私の実感)。(^o^;
 あとキーワードはノリだと思うんです。「乗ってる」とガーーーッと一気に突っ走れますから。
 で今回、まさに5人ともノリノリ! 気持ちよくカッ飛ばしてくれました。
 あれは終わった後のビールとか激ウマでしょう。(^q^)

 ただ感心したのは、台詞。2時間分を覚えるのって大変で、稽古に次ぐ稽古だったでしょうね。
 雄三兄、今回、噛むところも一切なくパーペキ(←パーフェクトに完璧)でしたよ!
 例えば「十二人の怒れる男」の舞台って、ずっと12人で掛け合って喋っているから、一人一人の台詞の量って「半端じゃない」んです。ところがこの「キサラギ」は5人! だから『5/12』の凝縮度なわけです。そりゃあもう、ミッチリ練習されたことでしょうね。ふうう〜。(^。^A

●(その8) 思わずドキドキ (* ̄□ ̄*)

 ストーリーが、そもそも既に故人になった「如月みきちゃん」というアイドルのファンサイトで知り合った5人が集まって「オフ会」をやるっていう設定で、そのファン魂の熱さ、濃さ、無我夢中さに、もう観てて、何かこう・・・・・
 『見につまされる』っていうか、『気恥ずかしさで一杯になる』っていうか、もうちょっと穴があったら「あなくま」(でこぼこフレンズ)になって隠れたいくらいでした…。たはははは(汗汗汗)。
 私もオフ会って何度も参加したことがありますが、もうその実態を赤裸々に捉えた描写! いやあ、これは、してやられした。(^^*
 例えばですね。ええっとここはネタバレで少しだけ喋っちゃいましょう。
 『おおおおおーーーっ、お宝写真だ!(喜)』とか叫んで、盛り上がる場面とかあるんです。いやああ・・・・・困ったなあ、何か恥ずかしいなあ…(苦笑)。

●(その9) 終わった後に考えたこと

 この劇は、ある意味「熱いファン」、ある意味「オタク」の強烈な描写なんですよね。で、終わった後につくづく、「タレントとファンの関係」みたいなことを考えさせられました…。(^o^;
 それにしても、出演者5人の方、それぞれにファンの方々がいらっしゃるわけです。そのファンの方々が今回いらっしゃって、5人をそれぞれの「自分カメラ」でご覧になられていた…。
 そしてその5人の出演者の皆さんが「如月みきちゃん」という架空のアイドルに、ファンの立場になって、目一杯入れあげてらっしゃる・・・。
 そして、それをまた観客のみなさんが観ている・・・。
 この何かこう妙な関係図っていうか、いやあ、不思議で面白い空間でしたね。(^o^)
 それにしても、『ファンの立場の方を演じられて、どう思われましたか?』と、出演者お一人お一人にインタビューしてみたいような気持ちにも襲われました。(^-^)_θ

●(その10) 感動の「第3位」!

 では、どこが面白かったか?の勝手な「自分ランキング」です。(^^)
 それは、『爆笑に次ぐ爆笑の畳みかけ攻撃』
 ・・・・うーん、観客の皆さんは、ここが1番だったんでは無いでしょうかね?
 実は、ストーリー自身が結構、怖いし暴力的な感じかな…と思っていたんですが、もう、立て続けに笑いの場面があったんです。
 もう「何度も押し寄せてくる怒涛の笑いの波」…って、いうか『爆笑のシーガイア攻撃』(^O^)とでも言おうか。(シーガイア行ったこと無いんですけど)
 これは予想外で、かなり楽しめました。
 雄三兄が演じているところでも、『どっかん!どっかん!』と受ける場面がこれまた多く、観客の皆さん、大声で笑ってらっしゃいましたよ。(^o^)

 あとですね。観客の皆さんは、やっぱりそれぞれ出演者5人のファンの方が多いと思うので、感動のツボは、それぞれご自分のターゲットとされる方の魅力がツボだったでしょうね。(^^)

●(その11) 感動の「第2位」!

 それは、『火の玉のような5人』
 最初、幕の無い舞台で、開演前に舞台が既にあけっぴろげだったんですが、これが狭くて小汚くて殺風景な地下室っぽいところ。椅子とかが無造作に置いてあって。
 これを見てて、殺伐とした暗い感じの舞台かな?と想像していたんですが…。
 いやもう、次々と登場してくるキャラ達が、もう際立っていること、元気一杯なこと!
 舞台狭しと、叫び、怒り、笑い、嘆き! そして狭い中で、5人のポジショニングがグルグルと千変万化に! 5人がそれぞれにからんで、つるんで、仲違いして、共感し合って…。これぞ「舞台の醍醐味」! 
 ・・・私、後で、この舞台が地味目で正解だったと思いました。その空間の中で動き回る5人がとても派手(衣装ではなく演技が)だったんで、このコントラストが見事でした。(^-^)

●(その12) 感動の「第1位」!

 はい、それはですね・・・。
 『完璧なまでに出来上がっていた脚本』
 いや正直驚きました。ここまでよく出来ているとは!
 原作脚本の古沢良太さんの力量、素晴らしい!

 全くド素人のくせに偉そうで申し訳ないですが…私、舞台とかドラマとか「本が良かったら半分以上成功だ」と思っているんです。

 うーん、色んな楽しみ方があると思いますが、舞台、映画、ドラマでも、楽しむツボって、大雑把に言って大きなポイントが二つありますね。
 ひとつめは、「出演者の魅力に酔いしれる」というもの。
 ・・・うーん、今までの経験上、これってかなり強力で、大勢がこれで占められてると思うです。例えばドラマでも『○○○さんが出るのなら、見てみようかな。』と思われる方、多いのではないでしょうか?
 二つめは、「ストーリーが面白い」というもの。結構地味ですけど…。(^^A

 今回、私にとっては、この舞台、まさに二つ目に該当! カコーンと満塁ホームランみたいな手応え。イチロー選手の張本氏の記録超えみたいな…。

 延々と実は「十二人の怒れる男」を参考に引っ張り出してきましたが、実は私、この話、『脚本のバイブルだ』と思っててリスペクトしてるんです。普通、むさい男12人の劇なんて地味で観たくないですよ(笑)。でもそれを凌駕する面白さがストーリーにあるんです。

 今回の「キサラギ」、何といっても、この『ロジカル(論理的)』なところ、いやもう素晴らしかった!

 ジグゾーパズルを、奇麗にピッタリと見事に最終形にハメこんで行った!…みたいな。

 また、何て言うんですか、中華料理の作る過程みたいな・・・。
 最初、人参とネギとキャベツを用意して、モヤシもここに置いて、豚肉に片栗粉をまぶしておいて、そして次々と中華鍋で炒めて、見事に余すところなく食材を全部使い切って見事に最後料理を仕上げた…みたいな無駄の無さ。

 突然ですが、皆さん、三谷幸喜氏という脚本家がいらっしゃいますよね。え? 三谷たくみお姉さんの親戚の方ではないですよ。(^o^)(…なんとまたベタな)
 三谷作品、お好きな方、多いですよね。…私、「王様のレストラン」くらいしかまともに見たことなくて恥ずかしいですが…。
 三谷氏が、以前、糸井重里氏の「ほぼ日」で、脚本の書き方みたいな対談をされてらっしゃったことがありました。ロジカルに色んな出来事をキチンキチンとつなげていく書き方をされるそうですね。・・・何か今回、それを思い出しました。(^^)

 最後、もう一度繰り返して言いますが、これだけ優れた脚本の舞台に、雄三兄、出演されて本当に良かった! 兄の仕事人生の中で、これまた輝かしい1ページだと確信します!(^^)/

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