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これまた唐突ですが、最近個人的に気になる漢字一文字です。
「誠」ってどういうことだろう? 日本人って「誠」という字が結構好きな気がする。そして尊んでいるような気がする。人名でも、よく使いますね。
何か最近の出来事を考えていて、気になって漢和辞典(新選 漢和辞典 新版 小学館)を引いてみました。
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「誠」
(1)まこと (イ)ほんとう (ロ)しんじつ (ハ)まごころ (ニ)かざりけがない
(2)<まことに>ほんとうに。
(3)つつしむ。
(4)つまびらか。
誠は、心と言葉が一致すること。言行の一致することをいう。
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なるほど、言偏(ごんべん)に「成」。言行一致。言ってることと同じ行動をしている…。そこから、まこと、まごころ、かざりけがない…ということになった気がしました。
誠がつく漢字で日常よく使われるのは、「誠実」と「誠意」でしょうね。これらの言葉を、我々って、とても大事にしていて「立派な人」と人を褒める時には、欠かせない要素のように思えますね。
言ったとおりのことをしていない人、言ったこととは違うことをしている人…そういった人は誠意が無い、誠実ではない…と言われてしまうんでしょう。
ビジネスの世界でも、言ったこと、約束したことは必ず守る…。これって大事ですね。英語の「commit」と合い通じるものがある気がする。
ところで、漢字の本場・中国の方、あるいは韓国の方って、「誠」って日本みたいに頻繁に使われるんでしょうかね? 一度聞いてみたい気がするんですが、これらの国の方々に知人・友人の居ない私には判らないんです。
誠、誠。誠。我が身を振り返っても・・・・・ああ、日々精進せねば。
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