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第28回、期待を裏切らず壮絶でしたね。ちょっとワクワクして観ました。武田晴信を支えてきた家臣の両巨頭、板垣と甘利が戦死。板垣役の千葉真一氏、甘利役の竜雷太氏、お疲れ様でした。
何か武田陣、将棋に例えると、飛車と角を失ったような痛手。ああ…。
主役の山本勘助は…駒に例えるとなんでしょうね。うーん、軍師だから…。しかも、片目と足が悪くて武力を生かして立ち回るタイプではない。いつも王将(晴信)の近くで諫言、忠言を進言する。でも、王将の横でいつもじっとして守っているわけではなく、あっちこっちに積極的に飛び回り情報を集め、謀(はかりごと)を巡らす。足回りの良い「金将」といったところでしょうか?(^^)
敵の大将・村上の役をやってらっしゃる、永島敏行氏も、正々堂々として良い味を出していらっしゃる。
それにしても、今年の大河、やっぱり哲学的な台詞がポンポンと飛び出てきますね。甘利の言葉、「…戦の勝ち負けとは、己が誰を裏切り、裏切らぬかではない。何を守り、何を失うかじゃ。」。
ああ、深い言葉だ。・・・戦国時代だけではなく、現代のビジネス社会でも言えるように思います。皆さんが守っているもの…これは何といっても「ご家族」でしょうね。(^^)
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