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何かまたいきなり、唐突な話ですが…。
「七」が付く、諺、格言、慣用句って、皆さん、思いつかれます?(^-^A
一、二、三が付くのって多い気がしますね。で、突然「七」と言われると、腕組みしてしまう…。
パッと思いつくのは、「七転び八起き」。「七転八倒」。
「色の白いは七難隠す」というのもありますね。(^^) あっ「無くて七癖」と言うのもあった!
そういえば「男子家を出ずれば七人の敵あり」というのもありますね。これは、何かシビアな諺だけど、そうだなあ〜と思いますね。本当に七人かどうかは判らないけど、まあニュアンスとして、男は仕事してたらそれぐらい敵は居るよね…というのに体感的に納得してしまいます。(^-^;
今は、残念ながら倒れられ、リハビリで頑張ってらっしゃいますが、映画の大島渚監督っていらっしゃいますよね。以前は「朝まで生テレビ」とかお笑い番組の「タモリのボキャブラ天国」とかに積極的にご出演してくださっていました。
随分前に、あるとき、奥様で女優でいらっしゃる小山明子さんが面白いことを仰っていました。「うちの主人は、外に七人の敵がいるんじゃなくて、味方が七人しかいない。」と。
わあ、機知に富んだ面白い表現をされるなぁと感心したことを覚えています。(^-^;
直言居士(ちょくげんこじ)で、歯に衣(きぬ)着せず、ご発言される大島監督だから、周りに敵が多い…と仰っていたんでしょうね。
ところで、随分昔ですが、私、「人は七倍くらい自分自身を買いかぶっているものだ。」という諺をどこかで見た覚えがあるんですよ。ただ、今、ネットで調べてみても、全然出てこない…(汗)。だから、信憑性がすこぶる怪しい…。うーん、全然一般的で無いか、あるいは私が勘違いして覚えてしまっているかもしれなくて…申し訳ないです。(-_-;
最初これを目にしたとき、思わず笑ってしまいました(笑)。七倍って、これも正確に言える数字ではないけれど、その意図しようとしているところって、何か妙に納得して受けてしまいます。(^o^) 誰でも、自分自身は可愛いし、プライドってありますよね。
何か、とても偉そうに聞こえる諺ですけど、でも、その加減はともかく、誰でも自分自身に多少なりとも自信を持っていないと・・・う〜〜ん、これは生きていけないんじゃないか?とも思うんですが…。(^_^;
ここに関連して脱線しますが、最近ちょっと自分的に「夜郎自大」って言葉を目にする機会が多くて、今日、調べてみたんです。わっ、「事大主義」の「事大」とは違う言葉で、違う意味だったんだ! ちなみに…事大主義の方は、
じだい‐しゅぎ【事大主義】
自分の信念をもたず、支配的な勢力や風潮に迎合して自己保身を図ろうとす
る態度・考え方。(出典:大辞泉)
一方、「夜郎自大」の「やろう」のところは、「野郎」じゃなくて「夜郎」って字だったんですね。これだけだと意味が判らないけど、辞書を引いてわかりました。
やろう‐じだい【夜郎自大】
《「史記」西南夷伝にみえる話で、昔、夜郎(という小国)が漢の強大さを知
らずに自分の勢力を誇ったところから》自分の力量を知らずにいばること。
また、そのさま。夜郎大。「―な振る舞い」(出典:大辞泉)
うーん、七倍自分を買いかぶっても、実際に↑の「夜郎自大」になってちゃいけないんでしょうね。ああ・・・・私も気をつけなくちゃいけないです。(^^;
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