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悲しいニュースが飛び込んできました。
師匠ご永眠。
ああ、何ていうことだ。落語界の、超横綱がとうとう持ちこたえられなかったか。
いつも買ってるわけではない週刊現代を最近は買っていたんです。
お目当ては、ある意味、大橋巨泉氏と談志氏のコラム。
二人とも、ある意味、リベラルですね。歯に衣きせぬものいい。ある意味わがまま。
で、談志師匠のコラムで、珍しく、「のんちゃん」と細君のことについて触れてらっしゃいました。のんちゃんだから、ノリコというお名前なんでしょうね。師匠も面白い方ですが、奥様もこれまた結構天然で面白い方のようで。
普段、照れくさくてプライベートな奥様のこととかは喋られないんじゃないかと思うんです。今から考えると、師匠、もしかして死期が近いことを悟られていたんじゃないでしょうかね。
それにしても昭和の鬼才がついにいなくなってしまった。現世も寂しいものです(涙涙涙)。
以前、従兄に、師匠が描いた現代落語論という本を貰ったことがあります。これがかなり面白い本でした。以前↓にそのときのことを書いたことがあります。
http://moi-moi.jp/cgi-bin/board/c-board.cgi?cmd=one;no=500;id=6
そんなに落語を見たことがあるわけではないですが、晩年、よく花王名人劇場とかで「六尺棒」をやっていましたね。父親と息子の確執の話で、威圧的な父親、反抗的な息子、どちらの演技も師匠の迫力がピッタリとはまり役でした。
合掌。天国で、先人達に毒づき笑いの渦に巻き込まれてください。
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