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では、第二弾は、雄祥ペアの時代から。川^-^川(^-^)
以前、B-BOARDで、
http://www.moimoi.org/cgi-bin/board/c-board.cgi?cmd=one;no=503;id=6
>ところで、中田喜直先生の曲にちなんだ話を、後日M-BORDでちょっとします。
と言いましたが、その続きです。
祥子お姉さんが師事された、中田先生の曲は、おかいつにそれこそ星の数ほどありますね。もうそれこそ巨匠! 大先生であります。(^-^)
その中から一つピックアップです。
[余談その1]
ちょっと話をそらしてすみません。
茂森あゆみお姉さんがアリア役で吹き替えを担当されてらっしゃる「クインテット」で、以前、この曲が登場したことがありました。
中に登場するキャラにシャープ君という若い男が居ますね。
だいぶ前ですが、彼がソロで歌っていたんです。
その曲、男が一人で歌うというイメージが全く無かったので、たいへん驚きました。(@@;
で、聴くと、男の割と低めの声だったですが、結構味があって、お上手だったですね。
シャープ君の声の担当は大澄賢也氏ですね。大澄氏はダンサーですが、歌声もなかなかのもの…と感心しました。
[余談その2]
本投稿の題名に「視覚・聴覚・嗅覚」と書きましたが、これだけで、何の曲名か判った方がいらっしゃったら・・・。もう「通」でいらっしゃいます!
そういう歌詞の歌ですから。
童謡であるこの曲は、作詞は、サトウハチロー氏です。
サトウハチローさん、「ちいさい秋みつけた」もそうですが、割と心情豊かな柔らかい詞が多いですね。本人はかなり暴れん坊だったと聞きますが。(^^;
で、これから挙げる曲も、いやもう、とても優しい情愛に溢れた子供っぽい曲です。
【曲名】 ♪お月さんとぼうや
【コメント】
この曲も古い曲で、歴代の歌の兄姉さんが欠かさず歌ってくださっていますね。
「月」をお題にした歌なので、もっぱら秋になると放送されます。
秋らしく、こうセンチメンタルで物悲しい曲調。
この曲は、月が色んな形になるのを「象」「うさぎ」「豚」の3匹の動物に見立てていますね。実はこの曲、ずっと流して聞いてて詞の意味は深く考えてなかったんです。が、ある時、よく聞いてみると・・・。
おや? 面白い! そうか、1、2、3番で「見る」「聞く」「嗅ぐ」という意味になってたんですね。うまい三段活用で、これは面白い!
さて中田先生のメロディーですが、実はこの曲、こう言っちゃ申し訳ないですが、前半の部分は自分的にはあまり興味が持てないんです。最初の前奏が流れて歌が始まると、あああ、これはもう「古典的な童謡の雰囲気」そのままだなあ〜というふうに感じてしまって。
ところが、サビの部分で、ドエエエーーッ?とおったまげるんです。
何でそんなに?というくらい、背筋がゾクゾクするような高音部が突然飛び出してきますね。ここに個人的にはヒャーーーッと感動してしまうんです。
さて、祥子お姉さんと雄三お兄さんバージョンでこの曲が出てきたとき。
その当時、確かB-BOARDに感想を書いたと記憶していますが。
このお二人でのこの曲、素晴らしかったですね。
特に、後半のそのサビの高音部のところ。
お二人で、高い声で奏でられたハーモニー♪
非常に綺麗で、心が洗われるようでした。
実は、祥子お姉さん単独でコメントすると、この「お月さんとぼうや」を特別にピックアップするのは、あまり意味が無い気がするんです。というのは、他の曲でもすごいよ!って曲、沢山ありますので。私はある意味、祥子ちゃんは『オールラウンドプレイヤー』だと思っていますから。
一方、雄三兄の方ですが、兄は独特の澄み渡った高い声ですね。ですから、その声の特性に、曲の向き不向きがあるように思うんです。
だから、この選曲は、どちらかというと、雄三兄が得意な方という観点なんですが…。
兄は、この曲に限らず、例えば故・福田和禾子先生が月刊誌でコメントされてらっしゃったように「金色うさぎ」(これも悲しげで優しい歌ですが)とか、秋の歌が得意ですね。
それにしても、この「お月さんとぼうや」、雄祥お二人の歌声が綺麗にもの悲しくて、ピッタリとハーモニーが合っていて、可愛い坊やの様子を温かく表現してくれていて、自分にとって、スペシャリテです。(^-^)
あと、以前、メルモさんが「星ひとつ」の歌を、女の子を持つ親にはたまらない…と仰られていましたが、この曲は、男の子を持つ親御さんにはたまらない曲ではないかな?と思ったりします。
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