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ちょっとまた思うところをツラツラと書きますね。(^^;
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いかりや長介氏がお亡くなりになりましたね。ドリフターズを見て育ってきた世代としては、ああ一つの時代が終わってしまった・・・と、何かこう言うに言われぬ寂しさがあります。
これは随分前に、あるネッターさんが仰っていて、私も実はそう内々思っていたので、その話を聞いた時には「まさに同感!」と嬉しかったのですが、弘兄はドリフの「カトちゃん」にちょっと似ていると思うんです。
それは、顔が似ているとはそんなに思わないんですが、こう「役回り」的なところが共通する部分があると思うんです。
改めて考えてみると「おかあさんといっしょ」と「8時だヨ!全員集合」って、そもそも共通点が結構あったと思うんですよ。どちらも大有名な看板番組。そして、全員集合の方が、ターゲット年齢層が上だったと思いますが、どちらの番組も視聴者が子供達中心。そして、テレビ収録型の舞台公演。比重がおかいつは歌中心、全員集合はコント中心と違っていましたが、どちらも歌ありコントあり体操あり(仲本工事のマット体操とか)と色々バラエティーに富んだ子供達を飽きさせない楽しい構成でした。それにオープニングとエンディングの曲がどちらも決まっていましたね。おかいつは現在エンディングが「スプラピ スプラパ」。昔の全員集合は終始一貫「いい湯だな」でした。
さて、今の多くの方々にとっては、全員集合の思い出というと、スターは「志村けん」だと思うんですよ。でも私は世代的に断然「加藤茶」なんです。
カトちゃんは当時これまたもう絶大な人気があり、「一二三四、やったぜカトちゃん!」とか「ウンコチンチン♪」とか「タバコする?」とか「へっくしょい」とか、もう山のように流行になったネタがありました。猛烈に視聴率を稼いだのはコントの中で「タブー」を踊っていた時でしたね。
さて、改めて何で弘兄が似ていると感じるか考えてみると、うーーん、それは次のような理由からでしょうか。
まず、ありきたりですが子供達に大人気な所。
あれっ?それだとありきたり過ぎですね(笑)。それで、もうちょっと深く考えてみると、こうキャラが「若く見える可愛い系」ですね。当時、ドリフの中ではカトちゃんは最年少。ドリフの中では苛められながらも可愛くふざけてるという、子供達が自分達自身の立場に立ち思い入れを深く持ちながら観れる、とても親近感の湧く子供向きのキャラだったと思うんです。またカトちゃんは今でも若く見えるし、弘兄もそうですね。そして子供達って、若くて親しみが持てる大人の人って大好きですから。
それから、カトちゃんの一つの終始一貫した見せ所は、その「慌てんぼうぶり」にあっと思うんです。「わっわっわっわっ!(汗)」と焦る驚いた表情。チョコチョコと動き回る細かい演技。おっとりタイプというよりも敏捷な落ち着きの無い楽しいキャラでした(笑)。
そして、弘兄もスタジオやコンサートの放送での、この小刻みに慌てているような場面が、キャラに合っていて、これまた唸る具合に上手いんですよね。これはもう随所にそういった場面がありましたけど例えば、先代時代の夏特番では、一人川に取り残されてしまい「もう〜待ってよ〜」と言っている楽しい場面もありました(笑)。
更に先々代時代になると、けんたろう兄が歳が離れた年上だったため、更に弘兄が若々しいヤンチャ坊主役を発揮していたように思います。
今は、弘兄が最年長になってしまったので、ちょっと寂しいですけど、このカトちゃん的役割はゆうぞう兄に委譲してしまった気がしますね。
実は、もう一つ、全員集合のカトちゃんを強く思い出す場面があるんです。それはファミリーコンサート。兄姉が「スプラッピ スプラッパ」の歌の最後に会場の子供達に語りかけをしますね。全員集合では、カトちゃんがこの役割をやってて、「歯ぁ磨いたか?」(これは「はみがきじょうずかな」と主旨が似てますね)、それに「宿題やったか?」とか「お風呂入れよ」等々、兄貴的に声をかけるのが名物でした。
弘兄も、「風邪をひかないようにね!」とか、様々な明るい語りかけを子供達にずっとしてきましたね。その台詞を聞いていると、ああ、カトちゃんみたいだ、とまた思い出深く感じてしまうんです。
私はやっぱりカトちゃんを忘れられないですけど、長いキャリアで頑張ってくれている弘道お兄さんを見て育ってきた子供達は、楽しかった当時の思い出を大人になっても忘れませんよ。きっとそうに違いないですよね。
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