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実は前にちょっと掲示板で触れた話なんですが、昔々の他局のテレビ番組のことについてもう一回思い出してみたいと思います。
「どっちどっち」のコーナーを見てると、大昔の「家族そろって歌合戦」という番組を思い出しますね〜。この番組は考えてみると「おかあさんといっしょ」と幾つか共通点がありました。
◆番組名:「家族揃って歌合戦」
キー局はどこだったんでしょうね? TBS系列かな。私、地方に住んでたのでここがよくは判らないんです。ちなみに、欽ちゃんがやっていた番組の方ではありませーん。こちらは随分あとの番組ですね。
◆放送日:私の住んでいたローカル地方では日曜日のお昼過ぎ。
子供の頃、いつもお袋手製のホットケーキを食べながら見てた記憶があります。
◆提供:湯沸かし器のパロマ、そして大塚製薬が少なくとも提供。
ところで優勝の商品が、スポンサーのボンカレー1年分!とかだったんですけど、当時見ていて1年分ってどれくらいの量なんだろう?と不思議に思ってました(笑)。365日分だったら凄い!
◆概要:
毎週地方のコンサートホールから放送。合計8組の素人のご家族が登場し歌を対戦型で歌い、トーナメント方式で優勝を競う番組。皆、動物の名前のチーム名のバッヂをつけて、係のお姉さんがその動物絵のパネルで各チームを先導してました。
1回戦と決勝戦は家族全員で歌い、準決勝は家族個人個人が歌ってました。
地方から放送のところは、現在でも続いているNHKの喉自慢とか、おかいつの地方ファミコンと似た形態ですね〜。
◆司会:獅子てんや、瀬戸わんやの漫才コンビ
このお二人が左右両方のチームを担当されてましたね。「あたいの方からXXさんチームどうぞっ!」と高らかに紹介する、獅子てんやさんの声が忘れられないです。
◆審査員:いつも常連の3人さんがいました。
○市川昭介さん:
若い作曲家の方でした。「紅顔の美少年」というキャッチフレーズで紹介されてましたが、今考えると、何かちょっと面白いですね。(^^) おかいつの今だと「紅顔の美青年」はゆうぞう兄や弘兄が担当かもしれません。
○笠置シヅ子さん:
とっても柔和なニッコリされたおば様でした。いやあ…もうお顔は忘れられないです。私、大きくなってから随分時間が経ってからこの方が昔々のブギウギの大有名歌手だったということを知り驚きました。残念ながら随分昔にもう故人となられましたね(涙)。
○高木東六さん:
初老の作曲家の方でした。いつも紹介の後に「松島や、ああ、松島や、松島や」とかいう地名の部分をご当地に置き換えて一句言うのが定番の名フレーズで、ここでいつも会場がドッと受けてました(笑)。
あっ、あと、後期になってからは審査員には神津善行氏(中村メイコさんのご主人)もいらっしゃいましたね。
◆登場チーム
合計8組のチームにはそれぞれ動物チーム名がついていたんですが、各チームが登場の時にバックバンドが演奏するそれぞれの動物ソングが、今でも「おかあさんといっしょ」でも流れる曲とほとんど一緒でした。
ああ、ああ!実は一つだけチーム名が思い出せないんですよ。
ライオン、虎、ネコ…??うーーん、猫科はいなかったような気が。あと犬チームもいなかったと思うんですけどね〜(汗)。
○兎: 登場曲「うさぎのダンス」
これは自信あり! 軽快な楽しい音楽でした。
○リス: 登場曲「????」
ごめんなさい、完全に忘れてます(汗)。ところで「うさぎさんチーム」と「リスさんチーム」は可愛らしい動物なので、小さい子供さんがおられるファミリーがこのチームに割り当てられることが多かったですね。
○象: 登場曲「ぞうさん」
これは自信あり! あのユッタリとした重厚な音楽でご家族が登場〜。
○熊: 登場曲「森の熊さん」
これは自信あり! 熊さんチームは、男3人兄弟のファミリーが出てくることがとても多かったです(笑)。
ところで、この曲は、けんたろうお兄さん・あゆみお姉さん時代はビデオクリップが残ってますが、あきりょうコンビでは1回も登場が無かったですねー。ああ、ゆうしょうコンビではいかに!?
○狐:「こぎつね」
これは自信あり! これもよくおかいつで流れますね。
○狸:「しょうじょう寺のたぬきばやし」
これは自信あり! これもよくおかいつで流れますね。つい先日も流れました(笑)。
○猿:「おさるのかごや」
これは自信あり! これもよくおかいつで人形アニメで流れますね〜。
◆勝敗が決まる瞬間
ここが今の「どっちどっち」と非常に似ているところ。
動物パネル人形8つが下に置いてあり、音楽とともに上にのぼっていって、そして負けた方がストーーンと下に落ちてました。これを1回戦で4回、準決勝で2回、そして決勝で1回行います。優勝チームの動物パネル絵はトーナメント図の頂上に! 見てて、もうワクワクしましたね。たま〜に人形パネルを操作してるスタッフの人の手が見えたりしました(笑)。
こう、さあ結果はいかに??という、期待感を増してくれる、ワクワク感が今の「どっちどっち」にもありますね〜。
ああ、今の「どっちどっち」も、テレビ前で、どっちかな?どっちかな?と楽しまれているご家族が多いことでしょうね。
ということで、以上、ま〜たまた古〜い古いお話でしたっ!(←ちょっと神田山陽さん口調)
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