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19日二回目の部、雄三兄ご出演の「ゼブラ」を観てきました。ヒヒーーーン。(^o^)/
では、感想を少し。ただ、う〜〜む、今まで、ネタバレ防止とうたいながら、だいぶ場外(プロレス?)で叫んできた気がするので、今回はネタばれコーティング加工超合金Zで行こうっと。…実は今またテレビ東京「マジンガーZ」を観てたんです。(^^;
●まずまとめて、最初に言いたいこと、
う〜〜ん、割と私が予想したよりは、結構全体的にシリアスな作りだった気がしました。家庭劇のホ〜ノボォ〜ノという色彩が濃いかな?と思ってたんですが、もちろんそうでありながらも、こう考えさせられる部分が多かったかな?という。
雄三兄も、出演者の方々とピッタリと一体化して期待通りの頑張りでしたよ!(^o^)/
いやあ・・・観てて、改めて再認識しましたが演技派・雄三兄で有ります。求められているであろうキャストとしての役割を、キッチリとこなしてくれており…。例えて言うと、靴を履くとき、こう靴(キャスト)と俳優(雄三兄)が、きつ過ぎて履きにくいでもなく、ゆる過ぎてブカブカでもなく、こうスポッとハマっていると言うか…。
公演は6/29(月)まで! さあ、まだのみなさん、是非是非!(^o^)/ どうぞ、ご参加されて、ご存分に舞台を楽しまれてくださーい。
●シアタークリエ
日比谷のこの劇場、今回、初体験だったので、楽しみ。周りには有名な劇場がズラーリで向かいが「みゆき座」。東京宝塚劇場も目と鼻の先! 東宝さんの映画館! 有名な俳優さん達の手形もハリウッドみたいに床に彫刻されてました。この付近、有名な日比谷公会堂も有り、実は、以前、弘兄のタッチコンを観に行ったことがあります。あと、すぐ近くに日本を代表する帝国ホテル! 確か以前雄三兄のイベントも有りましたね。(^^) …そういえば、雄三兄、以前TFP2で「ホテルの名前クイズ」が出たとき、ああ、帝国ホテルと言えば良いのに…と観てたときヤキモキしました。o( ̄皿 ̄;o で、折角の機会だから終演後は、私、ホテル内の吉兆で、余韻に浸りながらシマアジの焼き物をつつきました。||_(^q^)
さてさてシアタークリエ、ビルの中をエレベーターで地下二階から入るという面白い作り。コジンマリとして、とても綺麗なロビーで、中に入ると…。
●舞台が
今まで、幾つか舞台を観劇してきましたが、あっ、今回はこれまたある意味面白い!…というのは、最初から幕が降りておらず…(ピーピーピー)、しまった! ネタバレ危険水域に到達したようです。…どうぞ皆さん、お楽しみに!(^o^)/
客席は、向田邦子さんの原作がモチーフになっているから、予想通り、綺麗な初老の奥様方が多かったですね。でも、お父さん達もいらっしゃってて、劇の最中、笑って楽しまれていらっしゃいました。あと、若い女性も多かったです!
●おやっ?と気づかされた舞台というものの作り方
うーーん、今回の舞台、これまた、観終わったあと、こう唸りました。以前、あき兄の「屋根の上のヴァイオリン弾き」を観たときにも思ったことだけど、舞台という狭い空間をどうやって有効に使うかの知恵の集積ですね〜。今回、家というその空間の中で、色んな出来事が起きていきます。ちょっと面白いのは…ここは言っていいかなあ。「お手洗い」ですね。あと、玄関とか中庭とか、それから、これは観てて何かこう和んだのは、奥に見えるキッチン。女性達のある意味聖域ですが、ここも有効に使われてましたね…といかん、だいぶ加工のメッキがハガれてきている!
あと、特筆すべきは、『音』です。そうか、あの音をあんなに有効に使うことができるんだ…と驚きました。
●四人の姉妹
今回ご出演の四人、それぞれ皆さん、とても個性が際立って輝いておられましたね。お一人お一人がそれぞれ違うから、だから色んな魅力のある果実が合わさったミックスジュース的な美味しさ! …脱線すると雄三兄は現役当時、「♪ぼくのミックスジュース」でスコットランド兵にPVで扮装していましたが。(^o^)
長女・斉藤由貴さん♪ 私は生で初観劇! いやあ、由貴さんのオットリされた持ち味、長女にピッタリ! …でも後半、あるドキッとする際立った演技が有りますよ。会場の皆さんがハッと息を呑んでシーーーンとなる極め付けの場面がありました。(^^)
二女・星野真理さん♪ 急な配役のご交代で、稽古時間が慌ただしくて大変だったかもしれませんが、いやあ、キリリとした演技、お見事でしたね。(^^) この気丈に振舞われる二女のリーダーシップ、祥子お姉さんも出演された若草物語のジョーが頭に浮かびました。
三女・シズちゃんこと山崎静代さん。これは予想してた以上にコミカルでしたね。会場が笑いの渦に巻き込まれました。洗濯機の渦みたいに。(^o^) オットリした元々のキャラでいらっしゃいますが、でも台詞もテキパキとバッチリでしたね♪
四女・大沢あかねさん♪ 最近ご結婚されましたね! おめでとうございました。(^^) いやあ、末っ子のあかねちゃん、まさに「今どきの若い女の子」…これを台詞、動き、そしてシチュエーションから生き生きと感じさせて頂きました。
女性四人の話なので「細雪」とか「若草物語」とか、あとはドラマの「渡る世間は鬼ばかり」とか、割と題材としては多い家族構成なんですが…。このゼブラ独特の何かこう親子関係、姉妹関係、夫婦関係、ご近所づきあい関係、はたまた葬儀屋さんとの心の交流とかが、温かさとシリアスなクールさで交叉しており、何かこう独特の魅力を醸し出しておられましたね。(^^)
●雄三兄のキャラ
いやああ、今回は、正直おとなしい感じの人なのかな?と思っていたら、雄三兄名物のアレやアレを、もうメチャクチャ全開でクローズアップしてこれでもか!と見せつけてくれた感じがしました。
いやあ、ネタバレできないから喋れないと辛い…。(^o^;
ただ、雄三兄の台詞で、会場がもう大爆笑だった所があったと言っておきます。ヒントは「カレー」です、それもここ最近流行りの言葉の。(^^;
●最後の方
いやあ、ちょっとネタバレになってしまうかなあ…。「昔を懐かしむ」…、これ、私、こういったのって弱いんですよ。(TーTA すぐに感激してジーンジーンとなってしまいます。前にM-BOARDでクリスマスキャロルのことを喋りましたが、昔の姿を見てる…涙が出そうになります。今回のゼブラ、ここ、本当に良かった! 思わず席で目がウルウルしてしまいました…(恥)。
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