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【520】(続き) 4/10(金) 大熱闘!大爆笑「キサラギ」
ゆうぞう兄(その1)  ぎょうざ WEB  - 09/4/19(日) 23:16 -

引用なし
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   >続きはまた明日です。(^^)/~

 などと言っておきながら『明日っていつの先なんじゃいっ!(怒)』と自分に怒りの矛先を向けつつ・・・、いや本当にすみません。残りを書き足します。(ー_ー;

●(その6) 奇抜な会場!

 三軒茶屋って、そもそも行かない場所なんですよ。(^^; で今回初の「世田谷パブリックシアター」体験だったんですが、いやもう…かなり面白い作り! 祥子ちゃんの天王洲アイル・銀河劇場の時も驚きましたが、こっちも負けずにおったまげた!
 小じんまりした円筒形のノッポなホール内で、自分の3F席から下を見下ろすと断崖絶壁のよう。ストンと切り立ってて怖いのなんの。ちょっと高所恐怖症の方には辛いかもしれません。(^o^A あとこう金属の鉄格子っぽい感じで…ディズニーランドの何か落下系のアトラクションのような雰囲気。「なんちゃらかんちゃらマンション」ってこんな感じなのかも…って乗ったことが無いので不正確ですが(苦笑)。

 それにしてもユニークな会場で貴重な体験でした。
 実は、雄三兄のBlogに「お花が沢山届いた」と感謝の辞が述べられていたので、おかいつOB,OGの方の舞台の時には炎のような異常な執念で花を探す私なんですが、今回も関係者さんからそんなに花が届いたか!?と探し回りました。
 ・・・・もしかして、私、前世がか何かだったのかもしれません。<(^o^; ぶ〜ん。
 あれ? でも他の出演者の方も含めて全く無かったですね。きっと片付けられていたんでしょう。楽屋とかは、もう花が満開だったのかもしれませんね。(^^)

 さてそんな会場、所狭しと1F〜3Fまで万遍なく人が埋まり大盛況! 女性が多いのは予想通りでしたが、でも結構男性もいらっしゃってました。

●(その7) 駆け足の二時間、中身が凝縮

 今回は幕間が無く2時間だったんですが、いやぁ退屈する暇もなくアッと言う間。この「ぶっつづけ」、気持ち良かった!(^^)/
 出演者5人の皆さん、二時間もずっと「出ずっぱり」で大変だったですね…とネギライたくなりますが・・・実はその反面、ちょっと別の思いもあり、二時間くらいだったら辛く無かったかも?と思うんです。
 例えば小学生の時って、1時間って50分くらいの授業じゃないですか。長いと辛いし飽きちゃいますからね。ただ大人になると大学の講義とかだと2時間のものもありますよね。これくらいだと我慢できる人、多いですよね。
 出演者の皆さん、お若いですよね。若いうちは結構ヘイチャラです。…歳をとるとですね…これが徐々に辛くなってきたりしてですねえ…(私の実感)。(^o^;
 あとキーワードはノリだと思うんです。「乗ってる」とガーーーッと一気に突っ走れますから。
 で今回、まさに5人ともノリノリ! 気持ちよくカッ飛ばしてくれました。
 あれは終わった後のビールとか激ウマでしょう。(^q^)

 ただ感心したのは、台詞。2時間分を覚えるのって大変で、稽古に次ぐ稽古だったでしょうね。
 雄三兄、今回、噛むところも一切なくパーペキ(←パーフェクトに完璧)でしたよ!
 例えば「十二人の怒れる男」の舞台って、ずっと12人で掛け合って喋っているから、一人一人の台詞の量って「半端じゃない」んです。ところがこの「キサラギ」は5人! だから『5/12』の凝縮度なわけです。そりゃあもう、ミッチリ練習されたことでしょうね。ふうう〜。(^。^A

●(その8) 思わずドキドキ (* ̄□ ̄*)

 ストーリーが、そもそも既に故人になった「如月みきちゃん」というアイドルのファンサイトで知り合った5人が集まって「オフ会」をやるっていう設定で、そのファン魂の熱さ、濃さ、無我夢中さに、もう観てて、何かこう・・・・・
 『見につまされる』っていうか、『気恥ずかしさで一杯になる』っていうか、もうちょっと穴があったら「あなくま」(でこぼこフレンズ)になって隠れたいくらいでした…。たはははは(汗汗汗)。
 私もオフ会って何度も参加したことがありますが、もうその実態を赤裸々に捉えた描写! いやあ、これは、してやられした。(^^*
 例えばですね。ええっとここはネタバレで少しだけ喋っちゃいましょう。
 『おおおおおーーーっ、お宝写真だ!(喜)』とか叫んで、盛り上がる場面とかあるんです。いやああ・・・・・困ったなあ、何か恥ずかしいなあ…(苦笑)。

●(その9) 終わった後に考えたこと

 この劇は、ある意味「熱いファン」、ある意味「オタク」の強烈な描写なんですよね。で、終わった後につくづく、「タレントとファンの関係」みたいなことを考えさせられました…。(^o^;
 それにしても、出演者5人の方、それぞれにファンの方々がいらっしゃるわけです。そのファンの方々が今回いらっしゃって、5人をそれぞれの「自分カメラ」でご覧になられていた…。
 そしてその5人の出演者の皆さんが「如月みきちゃん」という架空のアイドルに、ファンの立場になって、目一杯入れあげてらっしゃる・・・。
 そして、それをまた観客のみなさんが観ている・・・。
 この何かこう妙な関係図っていうか、いやあ、不思議で面白い空間でしたね。(^o^)
 それにしても、『ファンの立場の方を演じられて、どう思われましたか?』と、出演者お一人お一人にインタビューしてみたいような気持ちにも襲われました。(^-^)_θ

●(その10) 感動の「第3位」!

 では、どこが面白かったか?の勝手な「自分ランキング」です。(^^)
 それは、『爆笑に次ぐ爆笑の畳みかけ攻撃』
 ・・・・うーん、観客の皆さんは、ここが1番だったんでは無いでしょうかね?
 実は、ストーリー自身が結構、怖いし暴力的な感じかな…と思っていたんですが、もう、立て続けに笑いの場面があったんです。
 もう「何度も押し寄せてくる怒涛の笑いの波」…って、いうか『爆笑のシーガイア攻撃』(^O^)とでも言おうか。(シーガイア行ったこと無いんですけど)
 これは予想外で、かなり楽しめました。
 雄三兄が演じているところでも、『どっかん!どっかん!』と受ける場面がこれまた多く、観客の皆さん、大声で笑ってらっしゃいましたよ。(^o^)

 あとですね。観客の皆さんは、やっぱりそれぞれ出演者5人のファンの方が多いと思うので、感動のツボは、それぞれご自分のターゲットとされる方の魅力がツボだったでしょうね。(^^)

●(その11) 感動の「第2位」!

 それは、『火の玉のような5人』
 最初、幕の無い舞台で、開演前に舞台が既にあけっぴろげだったんですが、これが狭くて小汚くて殺風景な地下室っぽいところ。椅子とかが無造作に置いてあって。
 これを見てて、殺伐とした暗い感じの舞台かな?と想像していたんですが…。
 いやもう、次々と登場してくるキャラ達が、もう際立っていること、元気一杯なこと!
 舞台狭しと、叫び、怒り、笑い、嘆き! そして狭い中で、5人のポジショニングがグルグルと千変万化に! 5人がそれぞれにからんで、つるんで、仲違いして、共感し合って…。これぞ「舞台の醍醐味」! 
 ・・・私、後で、この舞台が地味目で正解だったと思いました。その空間の中で動き回る5人がとても派手(衣装ではなく演技が)だったんで、このコントラストが見事でした。(^-^)

●(その12) 感動の「第1位」!

 はい、それはですね・・・。
 『完璧なまでに出来上がっていた脚本』
 いや正直驚きました。ここまでよく出来ているとは!
 原作脚本の古沢良太さんの力量、素晴らしい!

 全くド素人のくせに偉そうで申し訳ないですが…私、舞台とかドラマとか「本が良かったら半分以上成功だ」と思っているんです。

 うーん、色んな楽しみ方があると思いますが、舞台、映画、ドラマでも、楽しむツボって、大雑把に言って大きなポイントが二つありますね。
 ひとつめは、「出演者の魅力に酔いしれる」というもの。
 ・・・うーん、今までの経験上、これってかなり強力で、大勢がこれで占められてると思うです。例えばドラマでも『○○○さんが出るのなら、見てみようかな。』と思われる方、多いのではないでしょうか?
 二つめは、「ストーリーが面白い」というもの。結構地味ですけど…。(^^A

 今回、私にとっては、この舞台、まさに二つ目に該当! カコーンと満塁ホームランみたいな手応え。イチロー選手の張本氏の記録超えみたいな…。

 延々と実は「十二人の怒れる男」を参考に引っ張り出してきましたが、実は私、この話、『脚本のバイブルだ』と思っててリスペクトしてるんです。普通、むさい男12人の劇なんて地味で観たくないですよ(笑)。でもそれを凌駕する面白さがストーリーにあるんです。

 今回の「キサラギ」、何といっても、この『ロジカル(論理的)』なところ、いやもう素晴らしかった!

 ジグゾーパズルを、奇麗にピッタリと見事に最終形にハメこんで行った!…みたいな。

 また、何て言うんですか、中華料理の作る過程みたいな・・・。
 最初、人参とネギとキャベツを用意して、モヤシもここに置いて、豚肉に片栗粉をまぶしておいて、そして次々と中華鍋で炒めて、見事に余すところなく食材を全部使い切って見事に最後料理を仕上げた…みたいな無駄の無さ。

 突然ですが、皆さん、三谷幸喜氏という脚本家がいらっしゃいますよね。え? 三谷たくみお姉さんの親戚の方ではないですよ。(^o^)(…なんとまたベタな)
 三谷作品、お好きな方、多いですよね。…私、「王様のレストラン」くらいしかまともに見たことなくて恥ずかしいですが…。
 三谷氏が、以前、糸井重里氏の「ほぼ日」で、脚本の書き方みたいな対談をされてらっしゃったことがありました。ロジカルに色んな出来事をキチンキチンとつなげていく書き方をされるそうですね。・・・何か今回、それを思い出しました。(^^)

 最後、もう一度繰り返して言いますが、これだけ優れた脚本の舞台に、雄三兄、出演されて本当に良かった! 兄の仕事人生の中で、これまた輝かしい1ページだと確信します!(^^)/
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