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最近、重量級の舞台、イベントを観に行っているんでレポが遅くなりましたが、祥子お姉さんが主役を務められる「若草物語」、船橋に観に行ってきました。(^^)
いやあ・・・一週間経っても、まだ感動が覚めやらぬ、こちらもタメ息が出そうなほど素晴らしい舞台でした♪ ちょっとレポしますね。で雄三兄のミュージカル同様、ストーリーや細かい描写にはできるだけ触れず、ちょっと雰囲気だけを書きますね。・・・ただ、若草物語なので特に女性の方々は筋はよくご存知かもしれませんね。(^-^)
>>>●開口一番!
観終わった後、いやもう感激で思わず隣の友人にもまくしたててしまいましたが…。
いや正直、祥子お姉さんの若草物語に『度肝を抜かれ』ました。これぞ一つのミュージカルの王道とでも言おうか…。
いやあ・・・・、私、浅学でした。(^^; つくづく思い知らされました。今までそんなにミュージカルは観たことが無いのです。ただ、テレビで放映してたのを幾つかチラッととか、VIDEOで借りて観たウェストサイドストーリー、サウンドオブミュージック、オリバーとか。またあき兄や、その前の週に観た雄三兄が出演されたのとか…。
でも、今回ので、私、ミュージカルがどれだけ『奥深いか』を痛切に感じさせられました。…ああ、私、真のミュージカルって今まで知らなかったんだなあ…。
前の週の雄三兄のは、メルヘンチックで可愛くてコンパクトの中にもダイナミックな見せ場もあり、これも素晴らしかったんです。
いやあ、それにしても祥子ちゃんのこの舞台、これまた素晴らしかった!! こちらの方は、勿論大勢女性が登場する若草物語なんですが、『女性らしい柔らかさ、しなやかさ、また家族愛に溢れた温かさ』、これらは事前にウッスラと想像していた範疇だったんですが、それに加えて『皆で一体となったダイナミズム、躍動感』が圧巻だったんです。完成度、レベル、質、これらが舌を巻くほどでしたね。(@_@;
勿論、主役の祥子ちゃん、それからお母さん役の岡まゆみさん、(あっ、そういえば岡さんは、昔、TBS系列で夕方「もーぐたん」(スプーにちょっと似)と一緒に「まんがはじめて物語」のお姉さんを務めてらっしゃいましたね。)、それに他の姉妹の皆さんや出演者のお婆ちゃんに至るまで皆さん素晴らしく『歌がお上手』で驚嘆しました♪ 皆さん、とても発声がしっかりしてらっしゃってホールの端から端まで行き渡るほど力強く美麗に響き渡り、そして筋にしっかり合わせて皆さんが協調した歌声なんです。だからその威力&魅力が相乗効果で膨れ上がり、物語の魅力がズシンズシンとハートに染み渡ってきました。
それにしても祥子ちゃんだけじゃなく、出演者の皆さん、歌のお姉さんとなられても立派に通用されるのでは…と思いました。(^^)
>>>●祥子お姉さん、獅子奮迅♪
いやもうそのキッチリとした完成度の高さ、ご立派でした!
お姉さん、民放にご出演されてからは、相手の話を良く聞かれ、租借されて喋られるからか、訥訥と話されて、オットリとした女性らしい側面がクローズアップされていますが…。
いやあ、もう舞台ともなるとまるで別人のようにシャキーン!川^-^川」となられますね♪ 現役時代も一つ一つとても完成度が高いお仕事振りで感心しきりでしたが、私が知らない宝塚時代からもそうだったんでしょうね♪
やっぱり、『祥子ちゃん、舞台の上で輝かんばかりに光られるエトワールだ!』と痛感しました。(^-^)
幕間の15分の休憩を挟み、前後1時間ずつという長丁場だったんですが、嬉しいことにもうほぼずっと舞台に立ってくださり…、真夏の暑い時期なのに、お姉さん、大変だったですね。ですが完璧にこなされてて、ご立派でした♪
私なんぞ夏場で、情けなくも肌だけじゃなく眼も赤くなって具合が悪く、この日、眼をパチパチしながら観たんですが、ずーっと舞台に引き込まっぱなしでした。
ホール内に柔らかく、そして感情豊かに響き渡る歌声が素晴らしかった…もうそれは勿論そうだったんですが・・・
それに加えて、温かい所は温かく、激しい展開のところは厳しいお声で物語を説明してくれるストーリーテラーとしての役割も物語の喜怒哀楽にシッカリ合わせてお見事だったですね。(^^)
それから、これは現役時代、私、ほとんどコメントしなかったことなんですが…。
『お姉さん、やっぱりダンスがお上手』です。(^^)
月刊誌では「運動が苦手」とご謙遜されてらっしゃいましたが、宝塚時代もお得意だったと思うんですが、雄三兄と並んでダンス、振付が軽やかで優雅で見応え充分なんです。
今回の舞台は、女性らしく落ち着いた感じ?と思ったら、それにプラスして、皆で一緒に歌い踊る部分が全編非常に多いんですね。お姉さん、それを難なく楽しそうにこなしてくださってて、ここにも拍手喝采でした。Λ^-^)
>>>●ストーリーについては…
若草物語は子供の頃に読んだことがありますが、今回、話を観ていて、あっ、そうだった!そうだった!と思い出す場面が幾つもありました。改めて考えると、このお話も楽しいことと辛いことが家族に順番に巡ってきて、息をもつかせぬ飽きさせない展開。よく出来たお話ですね〜(しみじみ)。
友人に幕間でちょっと話を聞いてみたら「若草物語はちょっと知っている」と言っていましたが、「実は最終的にローリーと結婚したのはジョーでは無くて末っ子のエイミーで…」とか言ってて、何だ、詳しいじゃんっ!と内心ツッコミを入れました(笑)。
>>>●客席では
満員になった客席を眺めてみて、あっ面白いなと思ったのは、親御さんに連れられた女の子が多かったんです。祥子ちゃんをよくご存知の小さいお子さんから、ちょっと大きい子まで、広い年齢層の女の子がとても楽しそう♪にされてらっしゃいました。
宝塚も女性ファンの方々が多い女性の舞台ですが、考えてみたら、これも女性が大勢登場する女の子が大好きなお話だし、それに出演者の輝くような美しさの女性に憧れる…そんな舞台なんだな…とシミジミ思いました。そして事実、祥子お姉さん、輝かれるばかりに気品に満ちてしとやかでしかも凛々しして、う〜ん、これはお姉さんのようになりたい♪と憧れる女の子、鰻登りで急上昇に間違いない…と確信しました。(^-^)
>>>●震える感動
うーん、これは一つのミュージカルの醍醐味でしょうね。いやそんな当たり前の事を今更…とミュージカルに詳しい方々には笑われますが。(^^A 出演者の大勢の方々で声を揃えて熱唱する最後の場面。魂が震えるほどゾクゾクと感動しますね。この若草物語でも祥子お姉さんを中心に皆さんで歌われるところが圧巻だったし、先週の雄三兄のミュージカルもそうだったんです。兄の方は「大切なもの」という歌で、後でCDで聞きなおすとこれまた良さがジンワリと伝わってきたのです。
祥子お姉さんのCD、めでたくもう発売になりましたが、この若草物語もCD化して欲しいですね♪
>>>●私事ですが…
実は舞台が終わってあと・・・、何と久しぶりに旧友に出会いました! ををををっ! 何とこの場で遭遇するとは! いやあ…「友、遠方より来る。またよろこばしからずや。」と言ったのは李白でしたっけ? 杜甫でしたっけ?(^^) それにしてもこの場でお会いできるとは嬉しき哉!
>>>●Blogを拝見すると・・・
あっ、お婆ちゃん役をされた方、本当はとてもお若い方だったんですね。どうりで歌声にハリがあると思いました。祥子お姉さんと一番の仲良しさんなんですね〜。(^-^)
そして今観てみたら、おおお、雄三兄の舞台を名古屋でご覧になられたそうで、懐かしい雄祥の2ショットが飾られてますね!(^^)/(^^川/
それにしても祥子お姉さん、素敵な感動をありがとうございました…。(^^)
次、最後の山形で若草物語公演、頑張られてくださいねー!
実はこの若草物語、一般応募が出来る箇所が限られて、他は会員メンバーの方向けの公演だったんですよね。ですので、私、船橋はここぞ!と狙って行った場所だったんです。
そういえば、近くのよく行くスーパー(わくわくスーパーマーケットじゃないんですが)に、会員向けに何とこの祥子お姉さんの麗しい写真が載ったパンフレットが配られててたんですっ。(^^)/ 即効でゲットしました。(^-^)
最後に何度も言いますが、素晴らしい完成度の本格派ミュージカルですので、僭越ながら、次の上演の機会があったら是非まだの皆さんはご覧になられることを強くお奨めいたしまーす。(^-^)/~
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