43年(2002年 4月現在)の長きに渡る伝統を誇るNHK ETVの長寿番組「おかあさんといっしょ」。
三歳児を中心とする子供さんを中心としたご家族で楽しめるエンターテイメント番組。
子供向けの歌、体操、アニメ、着ぐるみ人形劇、その他のコーナーから構成されています。
丁寧で温かい仕上がりの各内容は、どれも子供さんの心にグッと響き、また、知育、情操教育、
体育にも役立っていると言えます。
また、その優れた放送内容は子供さんだけではなく大人でも充分に楽しめる素晴らしい出来映え。
まさに小さい子供さんからお年寄りまで、幅広い年齢層に渡って楽しめる番組と言えます。
この素晴らしい番組が今後もずっと放送され続けることを願ってやみません。
NHKキッズワールド
(→放送センター (2002年度の番組紹介が見れます。))
NHK教育テレビ
(→NHKトップページ)
(→NHK教育テレビ週間番組表)
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番組は歌と体操の男女2名ずつの計4人のお兄さん、お姉さん、並びにマスコットキャラクター、スプーが進行役を務めます。
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番組は各曜日毎に通常以下のような流れで進行します。
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以下では番組内の各内容について説明しています。
【音楽】:福田和禾子さん、堀井勝美さん
【演奏】:東京室内楽協会さん
【人形美術】:スタジオノーヴァさん
【振付】:坂上道之助さん、永恵春芳さん、城戸政道さん、宮田雅代さん
【スタジオ構成】:鯨岡隆さん、内海邦一さん
【タイトルアニメーション】:スリーディーさん
アニメーションとともにテーマ曲が流れます。映像の中には番組のメインマスコット、
スプーの姿も見えます。
アニメーションの最後に「おかあさんといっしょ」のタイトルロゴが現れます。
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●スプー
(●タリキヨコお姉さん)
あき兄、りょうこ姉の挨拶とともに、沢山の子供達で
埋め尽くされたスタジオ内が映し出されます。
スタジオセットの中央ベンチ、左にりょうこ姉、中央右にあき兄。
右端ベンチに弘兄。左側に着ぐるみメインマスコットのスプー。
キヨコ姉はこの時は姿は見えません。
廻りを子供達が埋め尽くして座っています。
あき兄、りょうこ姉、スプーの掛け合いトークを中心に歌が進んでいきます。
掛け合いのあと、初めはスタジオ内で座って歌う曲。
但し「おおきなかぶ」のように最初から中央のスペースで
演技をしながら歌う曲もあります。
その後、スタジオ内の曲やビデオクリップなどが織り交ぜられ、
大体、計3〜4曲の歌が歌われます。
ビデオクリップの中には弘兄やキヨコ姉が登場することもあります。
【作】:丸山ももこさん、鍬本良太郎さん
【音楽】:MAX MANさん
【声】:綾部智和さん
石原圭人さん
奥井史生さん
佐藤賢一さん
鷹木ひめかさん
高田サミさん
竹内浩明さん
田中千架子さん
福井洋介さん
山崎陽一さん
【アニメーション】:秋穂範子さん
【NHK キッズワールド公式ページ】:こちら
2002年度からスタートした新アニメーション。
トントンッと扉を叩くと、そこから登場するとてもユニークで楽しいキャラクター達。
それぞれに得意技があるようです。登場キャラは全部で12人。
今までの放送の巻については、
こちら
をご参照ください。
【脚本】:鈴木竹志さん、西川つかささん
【キャラクターデザイン】:城哲也さん
【声】:川村万梨阿さん(スプー役)
橘ひかりさん(スプー役)
くまいもとこさん(アネム役)
千葉千恵巳さん(ズズ役)
山口勝平さん(ジャコビ役)
千葉繁さん(ガタラット役)
【人形操演】:岡村知澄さん
後藤春美さん
鍋島靖代さん
村松由美さん
袖岡篤史さん
【人形操作】:村松茂宏さん
依田久仁子さん
【NHK キッズワールド公式ページ】:こちら
【物語が始まる前に出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
架空の街、チョコランタンで織り成される着ぐるみ人形劇。
のんびり屋でバナナとカレーが大好き、蛸が嫌いな男の子スプー。
おしゃまで元気一杯の4人のリーダー的存在の女の子アネム。
大きな船の船長さんのパパから貰ったポシェットをいつも下げています。
アネムの妹でおっとりしているように見えながら実はしっかりとしたことを
たまにポロリとしゃべるのがツボのズズ。
怒ると嵐を呼ぶ必殺技、ニャニャニャハリケーンが飛び出します。
アネムにホの字でいつも付き従っている元気でにぎやかな男の子ジャコビ。
いつも家の家業のジャコビ飯店の出前を運んでお手伝い。
また発明好きでもあります。
これらの子供キャラは、いずれも推定年齢3歳くらい。
(ズズはもうちょっと下)
もう一人、スプーの保護者的存在、推定年齢200歳のお爺さん、
ガタラットがいます。ご老体ながら武芸に優れた腕前の勇者。
またバイオリンが得意です。
これらのメンバーを中心に、広場、アネムとズズの家の中、海、森といった
セットの中で面白くて感動的なストーリーが進んでいきます。
お話が始まる前には、スタジオ内で子供達と兄姉達が正面カメラを向いて
います。
子供達と一緒に座っている弘兄、キヨコ姉。
立ちあがっているあき兄とりょうこ姉が『チョコランタンを覗いてみよう。』
という主旨の台詞を言って、兄姉、子供達全員で手で作った望遠鏡で覗く仕草をし、
そして物語が始まっていきます。
【作曲】:乾裕樹さん
【振付】:浜中洋美さん
【出演】:
●タリキヨコお姉さん
スタジオのセットの中、その日代表で選ばれた一人のお子さんとキヨコお姉さん
が踊りを踊ります。その名は、デ・ポン!
優雅にして神秘的なゆったりとしたリズムの中を、子供さんと一緒に舞い踊る
キヨコお姉さん。首をカクカクさせる動作が特徴的。また『デ・ポン!』と言って
指を立て目を動かす動作が決めポーズ。
デ・ポンには以下の種類があり、衣装、踊りもその種類に応じて変わります。
どの衣装もとても綺麗で、また踊りもテーマに合わせてとても魅力的。
【詞】:榎木富士夫さん
【曲】:若月明人さん
【編曲】:大森俊之さん
【うた】:じゃまーずさん
2001年度までは「曜日別コーナー」の次に放送されたこのコーナーが「デ・ポン!」の次に移動しました。
あるご家庭の家の中が映され、選ばれた一人の子供さんが、テーマ曲の
流れる中を一人でパジャマを着ます。
子供さんの一生懸命ボタンを付けたりしているひたむきさが可愛いコーナー。
【詞】:榎木富士夫さん
【曲】:福田和禾子さん
【うた】:ミガキッズさん
2001年度までは「曜日別コーナー」の次に放送されたこのコーナーが「デ・ポン!」の次に移動しました。
あるご家庭の家の中が映され、選ばれた一人の子供さんが、テーマ曲の
流れる中を一人で歯磨きをします。
最後の仕上げのところで、子供さんのお母さん(またはお父さん)が登場
し、歯磨きの仕上げをしてあげます。
子供さんが一生懸命歯を磨いている様が可愛いコーナー。
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
(●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん)
おかあさんといっしょの放送の中では1ヶ月内に続けて放送される歌があります。
これが今月の歌(略して月歌)です。
歌のお兄さんのあき兄、歌のお姉さんのりょうこ姉が歌います。
歌はビデオクリップの場合もあれば、スタジオ内で子供達と歌う歌の場合もあります。
弘兄とキヨコ姉が登場することもあります。
また、非常に稀ですが、1999年12月の月歌の「ふゆのプレゼント」のように
過去のお兄さんお姉さんの歌声がコーラスで加わったこともありました。
月歌は通常、月初めの第一週の月曜日(祝日の場合を除く)に切り替わります。
普通は月歌が1ヶ月毎に切り替わりますが、夏の特別放送期間を含む7月8月は
2ヶ月続けて同じ月歌が流れることが多いようです。
また、2月3月が同じ月歌が流れたこともありました。
(2000年2,3月の「チキンダンス」、2001年2,3月の「ハオハオ」、2002年2,3月の「クレヨンロケット」)
曜日毎に子供参加型の様々なコーナーが行われます。
2.5.9.1 にっぽんフリマネぽぽんのぽん!
【詞】:桑原永江さん
【曲】:越部信義さん
【うた】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
●スプー
2001年度の月曜コーナー「フリマネだいがっせん」が2002年度からこれにバージョンアップ。
子供参加型で、4つのフリマネを兄姉と一緒に歌い踊るコーナー。
オープニングの兄姉の台詞と太鼓の音と共に歌が始まり、
あき兄、りょうこ姉でテーマソングを歌います。
あき兄、りょうこ姉の歌声に合わせて、スプー、キヨコ姉、弘兄の順番で
子供達が一緒に指定されたテーマのポーズを取ります。
今(2002年4月現在)までに放送されたテーマは以下のとおり。
【詞】:小笠原英樹さん
【曲】:小野幸一さん
【うた】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
2001年度の火曜コーナー「なんにみえる?」が2002年度からこれに置き換わりました。
スタジオの真中のプールのような活動場にサイコロが一つ。
六面の一つ一つにはには怒った顔、泣いた顔、笑った顔などの楽しい顔が一杯。
兄姉がプール内に入りサイコロを振り、出た目の顔の歌を子供達と一緒に歌います。
サイコロを振るのは各兄姉でかわりばんこで、合計3回くらいこれを繰り返します。
【詞】:桑原永江さん
【曲】:越部信義さん
【うた】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
2001年度の水曜コーナー「スプーとあそぼ」は途中で「はてなボックス」に置き換わりましたが、
2002年度も引き続いてこのコーナーです。
子供参加型で、はてなボックスと命名された箱の中の題材を
あき兄、りょうこ姉のヒントをもとに当てっこする楽しいコーナー。
最初にあき兄、りょうこ姉の歌声でテーマソングが流れます。
スタジオ内に流れる音、あき兄、りょうこ姉の説明、それを使う
ジェスチャー、そして箱の表に描かれた今日のテーマのシルエットを
黒い表のずらし板をずらしたりしながら、これらをヒントに
子供達に中のものを徐々に当てさせていきます。
最後には、箱を開けて、今日のお題の正解を確認します。
進行の中で子供達と一緒に座った弘兄が見れます。
キヨコ姉もたまに見れます。
【詞】:桑原永江さん
【曲】:越部信義さん
【うた】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
2001年度の木曜コーナー「はてなマント」と名前を変えてリニューアルされました。
子供参加型で、はてなマントと命名されたマントを兄姉が着ています。
最初にあき兄、りょうこ姉の歌声でテーマソングが流れます。
スタジオ内に流れる音、あき兄、りょうこ姉の説明、マントの中の小道具、
そして今日のテーマのシルエットが描かれた二つに割れたパネルを合わせたり
しながら、これらをヒントに子供達に中のものを徐々に当てさせていきます。
最後には、マントを脱いでて、今日のお題の正解を確認します。
進行の中で子供達と一緒に座った弘兄が見れます。
キヨコ姉もたまに見れます。
【詞】:桑原永江さん
【曲】:堀江由朗さん
【うた】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
2001年度の金曜コーナー「ちぎってポン!」が2002年度からこれに置き換わりました。
スタジオ内には3つの料理イラストが描かれたルーレット。
まず最初にルーレットを廻し、今日のテーマの料理を選択します。
それから、作り方が描かれたフライパンの絵を次々とりょうこ姉が掲げながら説明。
そして子供達と一緒にテーマ料理にちなんだ歌を一緒に歌って料理を作り上げていく過程を
表現します。
進行の中で子供達と一緒に座った弘兄が見れます。
キヨコ姉もたまに見れます。
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
(●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
●スプー)
2001年度に引き続いて2002年度もこのコーナーです。
番組を視聴する子供達から送られてきたイラストをあき兄とりょうこ姉
が紹介する楽しいコーナー。
「やぎさんゆうびん」という歌をもじったからか、人形の白山羊
と黒山羊の操り人形があき兄、りょうこ姉と共に参加します。
次々と子供達からのお便りの絵を紹介するあき兄とりょうこ姉。
山羊人形達とのあき兄、りょうこ姉の掛け合いのおしゃべりも楽しいところ。
結局、絵の中から一曲リクエストが選ばれ、このコーナーの中で
流れます。
極々稀ですが、弘兄、キヨコ姉、スプーが参加することもあります。
【作】:佐藤雅彦さん、内野真澄さん
【編曲】:堀江由朗さん
【コーラス】:あっというま合唱団さん
【アニメーション】:秋穂範子さん
【歌と台詞】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【NHK キッズワールド公式ページ】:こちら
2001年度に引き続いての続投。
だんご3兄弟を主人公とした、おやつ中心のキャラが登場する楽しい
アニメーション。
内容は短いストーリーが二作品。
お話の中の歌声、台詞は、あきひろお兄さん、りょうこお姉さんが担当します。
2001年度からバージョンアップされたのはオープニングソングで子供3人の合唱が加わったところ。
今までの放送の巻については、
こちら
をご参照ください。
2001年度に引き続いての続投。
生き物や美しい風景の映像が流れる心癒されるミニコーナー。
2000年度までは名前がついていないこのインターミッションの
コーナーは2001年度からこのふしぎ大自然というタイトルが
つきました。
2001年度から嬉しいことに映像に生き物の名称がテロップで表示されるようになりました。
【詞】:日暮真三さん
【曲】:渋谷毅さん
【うた】:WA・WONさん、ひまわりキッズさん
【体操指導】:輪嶋直幸さん
【出演】:
●佐藤弘道お兄さん
スタジオのセットの中、その日番組収録で参加された子供達全員と体操のお
兄さんが歌いながら体操あ・い・うーをします。
明るく元気なリズム、楽しい歌詞の内容と共に、スタジオ狭しと元気な振りを
行い駆け回る体操をする子供達と弘兄。番組の後半にあるクライマックスと
言えましょう。
弘兄の体操着は以下のとおり(2002年度)。
「スプラッピ スプラッパ」
【詞】:鈴木竹志さん
【曲】:堀井勝美さん
【うた】:●杉田あきひろお兄さん、
●つのだりょうこお姉さん
【出演】:
●杉田あきひろお兄さん
●つのだりょうこお姉さん
●佐藤弘道お兄さん
●タリキヨコお姉さん
●スプー
スプーの掛け声と共にエンディング曲「スプラッピ スプラッパ」が
始まります。
スタジオに参加した子供さん全員と歌を歌って振りを行います。
スプーはラッパを吹きながら、正面から画面左を廻って奥に移動。
この時、子供さん達がスプーについていくことがよくあります。
この時の立ち位置は、テレビ画面を見て、左奥:弘兄、左手前:りょうこ姉、
右手前:あき兄、右奥:キヨコ姉。『う〜♪』のところでは各兄姉のアップの
動作が見れます。
その後、歌の後半になると、画面左側にあき兄、りょうこ姉が移動。
手でアーチを作り、その中を順に子供達が進んでいきます。
スプーの掛け声の中、あき兄とりょうこ姉は片手で手をパッパッと開きながら
楽しく歌います。
そのアーチの中を弘兄、キヨコ姉が順に子供達とくぐります。
弘兄はこの時に『バイバーイ』という無声の顔の動作。この時にたまにウィンク
が見れることがあります。
最後は、左から順に、キヨコ姉、りょうこ姉、正面に弘兄、右にあき兄、
スプーの立ち位置。カメラが左から右に順に移動して子供達と兄姉を映しします。
この時にも弘兄のウィンクが見れることがあります。
最後の最後に上から沢山の風船が落下。取って兄姉達が子供達に渡して
あげたりします。あき兄が元気よくジャンプして風船を取ったり、アタックしたり
することもあります。
最後は、おかあさんといしょのロゴの横から弘兄がピョコンと顔を出し、皆で
手を振って終了。
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