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さあ、とうとう恐れていたことが(苦笑)。遂に最終回になってしまいました。
●あらすじ
王・中宗がありがたくも死ぬ前に温情を施し、大長今を逃がしてくれ、そこでミン・ジョンホと再会! 月日は流れヒッソリ辺境で暮らす二人には可愛い女の子が産まれ♪当年8歳。チャングムが母ミョンイに似て好奇心旺盛で活発な娘だったように、チャングムの娘も性格がお・ん・な・じ! ははは(笑)、女3代続きましたね。(^-^)
そして身分を回復され、親子三人、再び都へ。皇太后になった皇后、そしてヨンセンやシンピ等の懐かしい旧友達とも感動の再会でしたね〜!(;ー;) 育ての親トック夫婦、そして師匠のチャンドクさん。ウンベク、シンイクピルの両師匠。皆、温かくチャングム親子を迎え入れてくれました。
●このドラマは…
何かこう色んな要素が凝縮され、バラエティーに富んでましたね。
日本には今まで馴染みが薄かった韓国の時代劇。その珍しい当時の伝統や慣習の描写。幅広く奥深い当時の料理、そして医術の数々の紹介。チャングムとチョンホの恋愛。正義の心に燃え遂に果たしたリベンジ。けして負けない信念の強い女性の成功記…。
●出演者の方々のご活躍
主役のイ・ヨンエさん、長丁場のドラマでしたが、見事頑張り切られましたね〜。天真爛漫な明るさ、楚々とした慎ましやかさ、燐として行動する力強さ、数々の困難に出会い悲嘆にくれるその表情の美しさ、理念を大事に行動するクールさ、悪戯っぽく笑うあどけなさ…もう、女優とはこうなんだ!という感動的な演技をタップリと見せられ、そして魅せられました。それにしても本当に美しくチャーミングでしたね〜♪(^^)
このドラマ、まさにチャングムはイ・ヨンエさん以外には考えられなかった!と思います♪(^-^)
相手役のチ・ジニ氏は、前にツラツラ思ったんですが…。うーーん、いや不思議な方だ…。何かこうとても「雰囲気のある方」ですね。パッと見は、ごっつくて力強そうで、申し訳無いが私は格別に美男子とも思えなかったんですよ。ただオープニングソングの時のアップの表情を見ると、あれ? 何かこうリスのようにキョトンとして心配しているような顔…?
だが、本の写真を見たら、これまた普通の堅くゴッツいイメージで、何かドラマの方がイメージが柔らかくて良い気もしました。
そして、実はちょっとチャングム出演者のパーティーの映像を見たんですが、その時にまた印象が変わりました。チャングムの子供時代役のチョ・ジョンウンちゃんが何か言った時、頭を掻きむしって身をよじり恥ずかしそうに笑い転げられてましたね(笑)。これが素のチ氏なんでしょう…。何か誠実で物腰の柔らかい雰囲気がお持ちの方で…だから、監督が相手役に抜擢されんでしょうね。いや、力強く、そして脇で心配して、サッとサポートする恋人役、これまたピッタリでしたね。(^^)
それにしても、お美しい出演者の方々が多かったですね〜♪ 私はシンピ役のハン・ジミンさんも、これは可愛い!とビックリしましたが、ヨンセン役のパク・ウネさんも健気で良かったなあ〜。
あと年齢が高いチョン最高尚宮さんから女官見習い少女まで、幅広い年齢の魅力的な女性が一杯出てきたから、視聴者のファン層もグッと広かったのではないでしょうか? 男の子達のドラマファンも増えたでしょうね。(^-^)
ちなみに、尚宮ハン・ペギョンを演じられたヤン・ミギョンさんは、ははは(汗笑)、ここの管理人と同い年ですね。(^^A
●ソ・ヂャングムとミン・ヂョンホ
ところで、韓流ドラマでは、特に恋愛ドラマがまず日本で色々と大ブレークしましたね。…私は全然観てなかったですが。(--; で、このドラマは恋愛色が濃くなかった部類でしょうね。
終始、観てて思ったんですが、直接的な愛情表現ではない、現代人からするともうじれったいような二人でしたね(笑)。そして最後は無事に夫婦(メオト)に!(^^)/
うーん、二人の関係を表現すると「プラトニック」!? でも表現が適切で無いなあ。おい!見られるよ!と突っ込みを入れたくなるほど、始終、会ってましたからね(笑)。
そこで表現を変えると、何かこう二人は…「お互いに差しでがましくない二人」だったと思うんです。何かそこが私にはとっても好感が持てました。(^^)
●もうお一人の女性
ドラマには登場されませんでしたが、私はもうお一人、どうしても触れておきたい女性が♪
このドラマ、勿論、監督のイ・ビョンフン氏のお力が凄いですよね。そしてもうお一人♪ 脚本家のキム・ヨンヒュンさんの力量が素晴らしかったと感心するんですよ。(^^) 私が個人的に「本」を重視する方だから…というせいもあるんですが。
このドラマは、前半が韓国料理、後半が医術と、しっかり「仕事人の素晴らしさ」を描いたドラマでもありましたね! 色んな含蓄溢れる知識、そして立派な正しい信念が宝石のように散りばめられていて、とても感動しました。
働く女性の皆さん達への応援歌でもありましたね〜。うーん、つらつら思うに、今までキムさんが実際に男社会で体験されたご苦労の数々が、まさに生のお言葉としてこのドラマの本として結実していたのでは無いか?と勝手に推察しました。(^-^)
●最後にひとこと
こんなに「大」きな感動を、こんなに「長」い間、そしてまさに「今」楽しませてくれて、どうもありがとうございました!(^o^)/~~
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