それでは、今日取り上げるのはちょっとだけですが、若さが光っている名シーンです。
(1)チロリアン
若さが光っているというとどうしても個人的には忘れられないのがこの格好。
私はその時代にはきちんと録画していなかったで残念なのですが、1999年度の地方ファミリーコンサートの風船ゲームの時に、弘兄が緑の若々しい衣装を着ていた放送を見た記憶があるのです。ちなみに2000年2001年の風船ゲームの時は普通の衣装でした。
この時の格好が、丁度、アルプスの少女ハイジに出て来るペーターを思わせるようなそんな外国の若々しい少年or青年姿。チロリアンと呼ぶのでしょうか。短いボトムズに頭に羽飾りをつけた帽子を被っていたような気がするのです。パッと見は任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」の妖精の姿にも若干似ている気がします。そしてこの姿がこの上なく非常に決まっていました。
チロリアンの格好は、けんたろう兄やあき兄の姿がクリップ(ブレーメンの音楽隊とか)で見ることができるのですが、個人的には弘兄のこの格好がとてもお気に入りです。
もうこれ以上似合う人はいないぞ! ってなくらいに非常にピッタリフィットでした。
また、こういう格好って、子供向けのコンサート内の楽しいコーナーでは子供さん達も親しみ易くて非常にいいですね。また地方ファミコンで復活すると良いのですが。
(2)鼓笛隊
「アイスクリームのうた」。これは現兄姉の初期に登場したクリップ。映っているのはわずかの間。しかし、このクリップも個人的にはとても気に入っている作品。
りょうこお姉さんメインで登場するクリップですが、最後に若々しい他の三人の鼓笛隊らしき一団が現れ、陽気に行進をしていきます。
この時の弘兄はちょっとイギリスの兵隊を思わせるようなキリッとした衣装。小太鼓を持っています。
そしてこの時の明るい元気な行進の仕方、リズミカルにバチをタタンッとでも叩くような動作、そしてちょっと口を開けて陽気に楽しげにちょっとニッコリした表情。いや、見た時にこれも唸りました。もうこれ以上の出来映えは無いと思わせるほどの名演技。
こういった若々しい兵隊姿は弘兄の真骨頂の一つですね。筆頭前頭一枚目という感じ・・・というか横綱ですね。
そして兵隊姿と言えば強烈なのが次のクリップ。
(3)兵隊
「おもちゃのチャチャチャ」。大昔からある大有名曲。過去のOG,OBの方々はほとんどがこの曲を経験済でしょう。
現兄姉バージョンではご存知の通り、弘兄兵隊さん、キヨコ姉フランス人形ととても衣装が冴え渡る逸品。 うたのビデオに収録されたのは赤い衣装の弘兄兵隊ですが、テレビ放送ではその前に青い衣装バージョンもありました。ちょっとユーモラスに頬を真ん丸く赤くしているのも良いアクセントとなっています(笑)。
コキコキッという人形のような動きから、笛をピューと吹いて投げ捨て、最後に箱に収まってトドメに手を振ってバイバイをするのがとても楽しい良い出来。
この時の兵隊姿が、いやもう唸りまくるくらいにこれまた似合っていますね。若々しさがとても溢れかえっています。
個人的にはこの格好を見るとアンデルセンの「鉛の兵隊」をどうしても思い出してしまいます。
(4)アコーディオン弾き
簡単に済ませますが、「クシカツはいっぽん」での最初のアコーディオン弾きがこれがまた鮮烈。背中を見せてこれだけ印象に残るというのもこれまた珍しい。短い時間しか登場してくれないのが非常に惜しい。この映像も若々しさにとても溢れています。
アコーディオン弾き姿は、先代さんの「ねこなでちゃった」でも登場しますが、この時にはお髭のポーズです。
(5)王子
1998年春ファミコンの「歌だ!ダンスだ!おまつりだ!」のミニミニミュージカル白鳥の湖の中の王子姿。クルクル王子のキャスト。
・・・・・はい、もう言葉にするより、見てもらった方が早いです。まだご覧になられていない方がいらっしゃいましたら是非ご覧になられてくださいね。
以上幾つか思い返して見ましたが、あれっ? どれも共通点がありますね。
『西洋物』
弘兄は純和風な顔立ちかと思いますが、いやどれもよく似合いますね。
『制服物』
考えて見ると、ピシッとした服装がこれまた凛々しくかっこよくとても決まりますね。
そう言えば「ちびっこカウボーイ」のカウボーイ姿、先代さんの「そーっとそっと」のアメリカギャングのスーツ姿、これらも凄く若々しさが光っている作品でした。
ということで、上記の特徴が成り立つものは「弘兄に似合う」という方程式が成り立つのかもしれません。
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