その49
音楽博士の楽しいコンサートについて
投稿日:2002/07/23(Tue) 23:35:00


 長い間ずっと見たい見たいと切望していたファミコンビデオをやっと見ることができました。ああ、なんと嬉しいことか!
 本来はライブラリコーナーに載せるべきものですが、今回は3回に分けてここで感想を述べます。
 そのビデオとは1996年春ファミコン「音楽博士の楽しいコンサート」(PCVP-11926)。

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
【全体的に】
 いや、その出来の良さに驚きました。実はそんなに内容に期待して無かったのです。ところが蓋を開けてみたら(というかパッケージを開けてデッキに入れて再生してみたら…と言うべきか)ビックリ。弘兄が各所で大活躍! 思わずマッチ棒を瞼に入れたかのように瞬きもできず見入ってしまいました。
 まず最初に嬉しいところ。出番が多いっ! それだけでまず大感激。
 そして要所要所での動きが溌剌としていて凄く決まっている!
 それから、随所での台詞回しがとても声が大きくハキハキしていて際立っている! このビデオ内では弘兄の台詞とても多いです。こう体操兄が終始全体を引っ張っているかのよう。 
 そしてこれら全体がどれもピッカピカに輝いていて10000ボルト!(ちょっと単位は違うかも)

【パッケージ】
 あれれれれ? ガーーーン。ガックリ。表に弘兄が載っていません。しかし、ああ、中の歌詞カードを見ると、ホッ、・・・1枚だけ写真が…いました(笑)。

【いでたち・雰囲気】
 赤のとてもゆとりのある裾を出した半袖シャツ。胸には動物の豹2匹のイラスト。白いロングパンツ。真中から分けてウエイブがかかっているとても似合った髪形。特別なコーナーを除いては、全体的にこの同じ服装で通してますね。
 いやあ、とても若々しいアイドルのようなかっこ良さで凄く活き活きしています。1996年ですから今から6年前。就任してから3年目なんですね。
 この間(2002年7月現在)わんパで生の弘兄を見てきたばっかりですが、今、昔、今、昔、今、昔・・・と頭の中で時間をタイムスリップして代わりばんこに姿を思い浮かべているともう混乱しそう。ドラえもん、引出しの中で過去と現在行ったり来たりで大忙しって感じ(汗)。もう、この時代の溌剌感、それから今の円熟味、その変化に何かこうジーンと深く感傷に浸ってしまうものがあります。

 では、次に各内容です。

【リズム君・メロディーちゃん】
 うわーっ、最初からこの好きな曲! この時代から既にあったんですねー。どうも最近、この曲のことばかり書いてしまってすみません。でもこの出だしのこの曲、素晴らしく兄姉4人がかっこいい。現兄姉の2001年秋ファミも良かったですが、あゆみ姉・けんたろう兄が元気で伸びやかな歌声の滑り出しで、これはとても好きです。
 それから弘兄とちか姉が途中から側転でかっこよく登場。いやこれはナイスタイミングで素晴らしいぞ!
 弘兄の元気で綺麗な側転といったら、もう最初からクリティカルノックアウトで感動! そして元気な両腕ガッツポーズの動きの「元気男の子のリズム君」表現。非常に弾けていて素晴らしい。

【ゴリラのおんがくかい】
 この頃から既にあったんですね。コンサートで流れるのを見るのは私は初めてかな。
 この歌は手遊びソングでも男の子向けの勇壮な部類の曲。すごくいいです。体操兄、弘兄の豪快さ、逞しさ、軽快さがタップリ。すくい上げのような両手動作、大きな両脚での交互の踏みしめがダイナミックでピタリと綺麗に決まってます。

【パンダうさぎコアラ】
 4人が全部画面に入るようにカメラが映してくれているので、これだけ弘兄がバッチリ入っているこの曲は今まで見たことが無いですね。腕の伸びがなんと気持ち良く決まっていることか。

【ぞうさんいるだけで】
 これも4人が全部画面にバッチリで見応え十分。踏みしめる足のステップがとても逞しくて見事。
 この曲の後に、古今亭志ん輔師匠の音楽博士が出て来るのですが、4人でお呼びで無いよ…とずっといじりまわします(笑)。

【ドレミの歌】
 歌に合わせて、綺麗にO脚をすぼめたり開いたりしているところが非常に綺麗で弾力的。

【青空にうたえば】
 やったあ〜というような表情をして元気に脇の方へ移動するところがあるんですよ。いや、ここの表情と動作がとても眩しくて上手い!

【アイアイといぬのおまわりさん】
 足の動きが、こうズンドコポーズ…とは呼ばないかな。交互に動かす両脚の動きがとてもいいですね。

【日本の子供のうたメドレー、と、ぼくのミックスジュースの間】
 この間に、志ん輔さんが太鼓を叩くシーンがあるのですが、そこで、弘兄がお呼びで無い志ん輔さんをこいつーと言うかのように指差してブスーーッとした表情をとるところがあり、いやそこがなんともユーモラス(笑)。そしてそのちょっと後、小首を傾げるところがあるんです。ここがいやあ、とてもキュート。茶目っ気がありますね(笑)。

【サッカーサンバ】
 うわあ、これがこのビデオに入っていたとは! ペットボトルを両手にそれぞれもってのとても陽気なラテンダンス。この身近にある家庭用品を持っているところは昨年夏のロバの音楽座の皆さんとの共演をちょっと思い出します。
 そしてこのサッカーサンバでのダンスの見事さは! こんなに上手いのはもう天性の素質じゃないかなあ。ステップを踏み、斜めにしてとてもリズミカルに動かす脚捌きが非常に軽快でとても決まっているんです。
 途中で足をピーンと伸ばすキックポーズがこれまた曲の中でとてもピッカピカに光っています。
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−

 さて、すみません。それでは全体的にちょっとここでお礼を叫んでいいでしょうか?
 カメラさーん、沢山映してくれてありがとうーー。編集さんもありがとうーー。
 失礼致しました。(サッサッ)。あっ、たまご王子のような挨拶になってしまいました(笑)。

 それでは次回は、このファミコンのあるコーナーに特化して喋ります。

|←先頭  ←前  次→  末尾→|

 ホームコラム弘道お兄さん弘道お兄さん賛歌> その49