その13
ハイライトシーンについて
投稿日:2000/12/17(Sun) 18:25:05


 弘道お兄さんは「体操のお兄さん」ですから、やはりその能力をいかんなく発揮する場所は、体操の場面と言えましょう。しかし、こういっては失礼ながら、普段の「あ・い・うー」の体操が子供さん向けの軽めの易しい体操ですから、その実力を大人が充分に堪能できるのは別の機会ということになります。
 私は「体操」についても残念ながらこれまた全く知識がない「ズブシロ」(即ち、ズブの素人)のため、専門的なことが全然判りません。しかし、様々な機会にその能力を見るにつけてその素晴らしさに感心します。
 オリンピック選手のような体操を専門にやっている他の人達と見比べる機会もないため、兄が相対的に体操が優れているのかどうかは実はよく判りません。それはそうと、ちなみに往年の体操王国日本を知っている身からすると最近の日本の活躍ぶりにはちょっと寂しいものがあります。…というのは関係ない話なので、話を元に戻します(笑)。
 しかし、全く主観的な評価になってしまいますが、様々な体操場面を見るにつけて、その熟練度の高い素晴らしい体の動きに感動します。現長野県知事の言葉ではないですが、なんと「しなやか」な体の動きでしょうか。
 体操の場面は、とんぼ返りをしてくれたりして、普段の放送内でもたまに見ることができます。
 しかし、一番、その真価を発揮する場面は、ファミリーコンサートの中でやってくれる体操の前の登場の場面でしょう。ここがハイライトシーンになります。バック転で、あるいはある時は体のひねりも加えて、宙返りでかっこよく回転しながら登場し、そして最後の着地で満面の笑顔でこぶしを突き上げて決めポーズを作ってくれます。あれは、本当に子供から大人まで喜んで楽しめる素晴らしいシーンです。あの場面に感動した子供さん達が、将来、体操を志そうと考えるかもしれません。あのシーンはいつまでもコンサートに取り入れて欲しいものです。
 他にも体操の素晴らしい場面は私の持っている数少ないビデオクリップにもあるのですが、それは別の機会ということで、今日はあと一つだけ言います。
 皆さんは、先日の3回目のわんパークの放送を見ましたよね。あの中のEL MANBOの踊りの中での、倒立してから、足の開脚、体を床と平行に保つ所まで持ってきてからの最後の片手でのバランス、いや、なんと素晴らしい演技でしょう。身じろぎ一つせず完璧に仕上げたあのシーン、あのシーンは、放送の中でも間違いなくハイライトシーンの一つでした。

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