春なので今日は季節にちなんだビデオを軽くご紹介します。題材は95年の春のファミリーコンサート「野原がぼくらの遊園地」からです。
このビデオが良くできている点は、最後のメインテーマ曲「野原がぼくらの遊園地」に向かうまでの間、ピクニックゲームをしながら話を進めていく所です。個人的にはこのようにストーリーに一貫性があって、また歌の選曲が進行に合ったものになっているのが好きなのです。ちなみに、どーなっつメンバの曲では、この「野原…」が一番好きです。
さて物語は、ふぁどの提案でペアを組んで４チームに分かれて丘の上のゴールを目指そうという所から始まります。では、見所を以下に挙げます。
- あゆみ姉とれっしー、けんたろう兄とみど、ふぁどと空男、ちか姉と弘兄のカップリング。着ぐるみキャラと兄姉の混成男女ペアになっている点が面白い。いつもは聞けない兄姉とどーなっつキャラの歌声の組み合わせが聴けます。あゆみお姉さんの可愛い歌声の「さんぽ」が聴けます。みど役の佐久間レイさんの綺麗な歌声も聴けます。ちかちゃんと弘兄がペアになっている点がミソ。
- 上述のペアを決めるとき装置のドーナッツボタンを各自が押して、カメダス、カモメの郵便屋、あひるファミリー、牛のいずれかを選択します。この時、ボタン前に出ていたパネルの棒を、アドリブだと思うのですが弘兄が「これちょっと邪魔だね。」と脇にやるのです。このように兄はちょっとした点で機転が効く場面がビデオでは何回か出てきます。2000年末ファミコン「歌のファンタジーランド」でもミュージカルから「おーい！」の歌に切り替わる前、後ろから幕が降りる直前に風船を中に押し入れています。
- ちか姉・弘兄ペアは、あひるファミリーの湖の脇の道コースを選択。ちか姉は全体的に水色のパンツルック。兄は白の上下に淡い色のベスト。上で二人でペアを組むところがミソと言いましたが、他の３チームはクイズで歌を求められますが、二人はあひるファミリーから歌に合わせて体操をする御題を貰うのです。ちかちゃんがリボンとリングで踊り、兄が体操をします。ちかちゃんの肩を後ろからピョンと馬跳びをする所が見所。成功して家鴨の末っ子のタマ坊（卵のカラを被ったヒヨコ）からドーナツを貰います。
- 丘の上につき魔法のテーブルに４つのドーナツを合体させる所で、弘兄がスルリと下の位置からドーナツを差し出す所が見事。
- 飲食物にまつわる幾つもの歌を皆で歌いますが、おお、珍しい！「ハンバーグ・ジュン！」というハンバーグの歌があります。歌に合わせての兄の回転体操が愉快。一通りの歌の最後に４人でユーモラスにドーナツから顔を出します。
- 最後の方で、「虫歯建設株式会社」で触覚帽子を被った虫歯菌になって踊り、それから青い服に着替えて「ぞうさんのあくび」の体操、そして「野原がぼくらの遊園地」まで休み無しの連続出演で、いや、この時はさぞ大変だったことでしょう。汗をとてもかいています。「野原…」では、ちかちゃんの変形自転車、そして弘兄の珍しい竹馬姿が見れますよ。
このビデオは、ちかちゃんと兄の楽しい場面、そして４人の楽しげな場面が一杯見れる嬉しい一品ですよ。
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