実は弘兄の振付やダンスが光っているクリップを選びだそうと思ったんですが、非常に困ってしまいました。というのは、これが言うまでもなく超膨大な数あるのです。また弘兄は振付、ダンスがこれまた得意中の得意の十八番。そして、これらが光っているものは当然のことながら兄姉4人クリップに多く見られますね。
あれもいいし、これもいい・・・こっちもいいけど、そっちもいい。ああ〜っ、選びきれないぞっ!
ということで突然ですが、もうここは無作為抽出ということで、「ごちそうルーレット」を使いたいと思います。
えっ? 使い方、間違ってますか? ま、いいや。
それではスタートします。そおれえ〜!! あっ、グルグルグルグル♪ ピタッ!
あっ、「ちびっこカウボーイ」に矢印がっ!(自分で勝手に合わせたとも言えます)
おお〜、やったあ〜! これはまた大・大・大好きな一品!(し・し・白々しい)
ということで今回はこれを肴に酒を・・・・じゃなくって、これを話題にしてみたいと思います。
このクリップは、先代さん、現兄姉どちらもありますが、結構似ている部分が多いですね。
ちびっこカウボーイ人形が出て来るところは一緒。先代さんVer.がパネル絵。現兄姉Ver.は人形ベース。
姉二人が先代さんはとても可愛くも凛々しい女性カウボーイ(ガールと言うべきか?)。現兄姉は、綺麗な陽気な街娘風。兄二人はいずれもそれらしい格好のカウボーイ。カウボーイハットもキリリと決まったニ枚目風の男ぶり。
まずこの4人(計8人)の西部衣装がもう非常にそれぞれ似合っていてここだけでとても感動。
弘兄は、前作がオレンジを貴重にした服、現作があき兄の緑シャツ+黒ベストと似ている青シャツ+黒ベスト。その凛々しく決まった風情は、もう一流の役者かのよう。何かこう大昔のアメリカドラマのローハイドとかララミー牧場とかに出て来る若い衆を思い起こさせます。そしてあき兄共々、弘兄が足が非常にスラリとしているから、これがクリップ内の動きをシャキーンと引き締めていて、とてもかっこいいクリップに仕上げていると思うんです。
この曲は結構激しい動きが多いですが、沢山の楽しい振付、ダンスがギュッギュッギュッと詰まった、あたかも宝石箱のよう。全体的には、メロディーも動きもフォークダンスっぽくも見えます。そしてまた、それぞれの動きが結構アクロバティックなのが陽気な雰囲気にとてもマッチ。
どちらのVer.でも共通して素晴らしいのは、両腕コの字にしてこう手の平を正面に向け上に上げ、そしてそれを返して下にするポーズ、これを上下を繰り返しながらステップを斜めに踏んで踊るシーン。いや、これがもう綺麗な上半身の動きの直線と下半身の動きの曲線の和合というべきかもう抜群! 非常に好きな動きです。
先代さんVer.では、これを陽気に身体を開いたポーズで手に持って陽気に振る所等があり、また全体的に帽子の使い方が巧みですね。最初にちかお姉さんと手を合わせて中央から登場してくるところ、大きく両手を下でガッツポーズのようにして左右に振るところ等のダイナミックで楽しい踊りが満載。
現兄姉Ver.では、4人で手を繋いで輪になって踊る、ここがまず見所。そして、キヨコお姉さんがおんぶしている所がこれまたとても楽しげなシーン。そして両手を交互にガッツポーズのように前に出しながら前へ4人が進む所。いや痺れるようなちょっとエキサイティングな動き。いいなあ〜。
最後は帽子をかっこよくまっすぐ放り投げてフィニッシュ。いやもうこれが決まっていてバッチリ! 後味が非常にスッキリのクールミントガムみたい。
さて、弘兄の見所の最重点ポイントを抜粋してみると、それは横っ飛びの足付けジャンプでしょう。先代さんVer.でも出てきますが、現兄姉Ver.ではもうちょっと多い回数。この左右のジャンプが身体斜めになっていてなんと決まっていることか! さすが体操兄と唸ります。
そして、これは私が好きなシーンですが、現兄姉Ver.で人形が登場した時に、指を立ててニッコリと合図を人形に送ってますね。とても人懐っこい楽しい演技。
そしてこれがまた好きなんですが、途中で歌詞と曲調が寂しげに変わるところで、普段は見られないとてもスッとした寂しげな表情で斜め上を見上げていますね。この黄昏ッチックな演技がアカデミー賞ものだ…と思うのです。本当に何か見ていてグッと寂しげな気持ちになってしまいます。
この曲はそもそも陽・陰・陽の変化が斬新で楽しい曲ですが、全体的には現兄姉Ver.は、こうもうちょっと歌のストーリーに合わせて各場面場面の感情表現を工夫した演出・・・という感じですね。弘兄はこれを魅力充分に踊り演じており、見ていてもう嬉しさ一杯です。
と、先ほど、両Ver.の録画ビデオを見たんですが、またまた見たくなってしまったので、投稿後にもう一回見ようっと。
ということで、また来週〜。
|