今日は、とある2000年のお正月に特別に生放送された珍しい番組への振り返りです。 さて「こけらおとし」とは「新築劇場の初興行」のこと。私はタイトルにこう付けてしまいましたが、正確には違うかもしれないですね。 ただ私にはこの日が、「みんなの広場だ!わんパーク」から現在の「夢りんりん丸」まで脈々と続いている嬉しいNHK構内のテント収録型子供番組の栄えある落成式だったように思えるんです。
◆番組名:
キャラクター大集合!生放送でおめでとう ◆放送日: 2000年1月3日(月)13:00〜14:00 ◆場所:
NHK構内テント2000(現テント2003) ◆出演者: 司会:「母と子のテレビタイム日曜版」笹峰愛ちゃん、ニャンちゅう 「おかあさんといっしょ」あき兄、りょうこ姉、弘兄、キヨコ姉 「英語であそぼ」クリス、ダリオ 「いないいないばぁっ!」わんわん、かなちゃん、りなちゃん 「つくってあそぼ」ワクワクさん、ゴロリ 「ストレッチマン」ストレッチマン
◆当時の期待度 実は今でも思い出しますが、この日の放送はもうこのうえなく楽しみにしていました。この日はあいにく徹夜勤務。ですのでしっかりと録画。後日、もうワクワクウキウキ踊る心で録画をかぶりつきで見ました。
◆最初に 今のテントの中で、色んな番組の出演者、キャラクター達が一同に介してそれはもう豪華で押すな押すなの大混雑。ステージからもう零れ落ちそう。大変賑やかでおめでたいお正月らしい嬉しい放送でした。 TV画面左側に愛ちゃんとニャンちゅうがいて司会進行。弘兄、あき兄は、紋付はかま。りょうこ姉、キヨコ姉は麗しい美しい振袖。この普段見られない格好が嬉しかったですね。 お茶目で和やかに弾けた様子は、2000年2月号3月号ファミスタで振り返ることができます。その写真を見てみると壇上で弘兄があき兄にふざけて寄りかかってますね(笑)。 当時、弘兄をテレビで見た時に、いの一番にあれ?太ったかな?と思ったのを今でもよく覚えているんです。お餅を食べ過ぎたのかな?なんて勝手に思ってました(笑)。
◆テントよ、ああ、テント この日はストレッチマンが特に大活躍だったですね。テント外側から落成されたテントを紹介し、中に入っていく楽しい展開。 この放送のステージの上の様子を見ながら、あああ、あのテントに是非一度行ってみたいものだ。あれを中で是非見たい!と切望し、でも子供番組だし行けないなぁ…と当時悲しく思っていました。がっ・・・何と今、身分不相応にもチャッカリとテントに行っていたりしますから、あら不思議です(苦笑)。 その後、テントでは、わんパークで数々のおかあさんといっしょ出演者が嬉しくもゲストとして登場してくれましたね。私は2000年10月28日に弘兄+キヨちゃんのダブル出演のわんパークの1回目2回目を見学窓から初めて見れたときにはそれはもう感動したものです。
◆放送の見所 −弘兄が赤(上)白(下)のジャージ。元気に中で「あ・い・うー」の体操がありました。 −河童扮装。1999年の11月月歌が「かっぱなにさま?かっぱさま!」だったので、弘兄、キヨちゃんが楽しい河童扮装で登場! ここがこれまた楽して見所だったですね。 −「ちょんまげマーチ」。男性陣の、弘兄、あき兄、ダリオ、ワクワクさん、ゴロリが羽織、侍のづらでの扇を振っての楽しいこの曲。壮観で非常に楽しい名場面でしたね。 −二代体操兄揃い踏み。番組後半に、弘兄とストレッチマンが二人並んでストレッチ体操をする場面がありました。ストレッチマンの強気の言葉に弘兄がやんわりと受け答えをしていた記憶があります。「ストレッチ体操って大事だよね」と弘兄が相槌を丁寧に打ってました。 いやあ、この二人が並んだ場面は非常に貴重な滅多に無い場面でしたね。今年、8月に50周年記念の特別ファミコンがあり、色んな番組が揃い踏みしたわけですが、そこでストレッチマンとイチジョウマンが次々と出てきたには感慨深いものがありました。この放送以来の共演だったんでしょうかね。
◆全体的に 今振り返るとこの放送は類を見ない珍しい内容でした。というのは、視聴者参加型の収録イベントは、コンサートとかでかなりありますね。 ですが、これはな・な・な〜んと「生放送」! そして「お正月」! これはこの年を除いて現在までは行われていないですね。そういった意味で大変貴重でした。出演者の方々はお正月そうそうだし生番組だしでとても緊張したと思いますが、本当にご苦労だったと思います。ちょっと残念なのは、この模様が市販ビデオになっていない所ですね。 当日の放送内容は、普段の番組の通常進行とは違った弘兄の楽しそうな色んな扮装やMCが盛り込まれていてもう大満足だったのを思い出します。出演者の中心メンバーとして明るく盛り上げてくれていて、ありがたい放送に思わず拝みたくなるほどでした。 テントではその後も素晴らしい番組収録が次々とこの後も催されてきていますね。そういった意味でこの放送は記念すべき素晴らしい第一号放送だったと勝手に思っています。 テントは、通常番組の103スタジオの見学窓からの見学、それからコンサート会場のファミコン、これらとはまた違った魅力がありますね。客席とステージが近いため、こじんまりとしていて内容の濃い充実感、生の迫力がとてもあるんです。 これからもまた弘兄にこの素晴らしいステージに是非出演して欲しいなと思います。
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